弥生会計ソフト「Amazonビジネス」「STORES ネットショップ」「Bill One」とAPI連携開始

弥生株式会社(以下、弥生)は、弥生の会計ソフトウエアとAmazonが提供する法人向けのEコマース事業「Amazonビジネス」、STORES 株式会社が提供するネットショップ開設サービス「STORES ネットショップ」、Sansan株式会社が提供する、インボイス管理サービス「Bill One」とAPI連携することを発表した。
連携の背景と概要
近年、SaaSの利用増加に伴い、各システム間でのデータ共有や機能連携に対する需要は高まっており、システム間連携を可能にするAPIの利用がますます重要となっている。弥生はこれに応えるため、2023年7月よりiPaaSを活用した外部サービスとのAPI連携強化に取り組んできた。
第1弾として、「Amazonビジネス」、「STORES ネットショップ」、「Bill One」との連携を開始。本連携により、弥生の会計ソフトウエアを使用しているユーザーは、各サービスとの連携を通じて、正確かつ安全に各サービスのデータを取得し、効率的な会計業務を実現できる。
具体的には、「Amazonビジネス」の利用明細データ、「STORES ネットショップ」での売上データ、「Bill One」で受領した請求書データを弥生の会計ソフトウエアへ自動的に連携することが可能となる。データの取得は正確かつ安全に行われ、手作業による入力ミスや時間の浪費を最小限に抑えることができる。また、リアルタイムなデータ連携により、会計情報の迅速な把握や経営分析向上も可能となる。
連携詳細
■対象:「Amazonビジネス」 / 「STORES ネットショップ」 / 「Bill One」と、以下の会計ソフトウエアを利用している事業者
・弥生会計オンライン
・やよいの青色申告オンライン
・やよいの白色申告オンライン
・弥生会計23
・やよいの青色申告23
■費用:無料
*クラウドアプリケーションは利用料金、デスクトップアプリケーションは「あんしん保守サポート」 加入が必要。
■利用方法:弥生マイポータルにログインの上、各サービスより連携の設定を登録
会社概要
社名:弥生株式会社
代表者:代表取締役 社長執行役員 前山貴弘
創業:1978年
従業員数:850名(派遣・契約社員含む、2022年9月現在)
事業内容:業務ソフトウエアおよび関連サービスの開発・販売・サポート
本社所在地:東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX21F
まとめ
SaaSの利用増加に伴い、システム間連携を可能にするAPIの利用がより重要視されている。本連携も効率的かつ正確な会計業務に貢献することだろう。