してしまったハラスメント「フキハラ」が最多 日本インフォメーション調査
総合マーケティングリサーチ会社の日本インフォメーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:斎藤啓太)は、インターネットリサーチで全国の23~65歳男女有職者1069名を対象に「~社会や価値観とともにアップデートするコミュニケーションの実態~ハラスメントに関する調査2026」を実施した。
調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:23~65歳 男女 有職者
サンプルサイズ:1069サンプル
調査実施期間:2026年3月18日~3月20日
調査手法:インターネットリサーチ
出典元:日本インフォメーション株式会社調べ
ハラスメントの認知と経験「してしまった」の最多は「フキハラ」
本調査結果によるとハラスメント行為の認知は、全体では「セクハラ(セクシュアルハラスメント)」63.2%、「パワハラ(パワーハラスメント)」62.4%)が上位に。次いで「カスハラ(カスタマーハラスメント)」56.9%、「モラハラ(モラルハラスメント)」53.1%、「マタハラ(マタニティハラスメント」43.3%)、「アルハラ(アルコールハラスメント)」34.0%)の順で続いた。
同社は前回、前々回調査の結果と比較して、上位のハラスメント行為の順位には大きな変動はなかったことを報告。また、今回調査から聴取したハラスメント行為の中では「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」21.0%が比較的、上位に挙がった。
また、ハラスメント行為の認知・経験は、認知率上位の「セクハラ」「パワハラ」「カスハラ」「モラハラ」は、された経験、見聞きしたことのある経験においても上位に入っている。「フキハラ」は認知は21.0%に留まるものの、してしまった経験では4.7%で最も高く「された経験」「見聞きしたことのある経験」としても上位に入っている。
「カスタマーハラスメント対策」への意識
続いて「カスハラ対策」を実施することによる企業・ブランドイメージへの影響について質問。その結果「信頼性が高まる(49.6%)」「好感度が上がる(57.0%)」が上位に挙げられた。
また「カスハラ対策」を実施することへの消費者側の懸念としては「(企業に)問い合わせや意見を伝えにくくなる(39.5%)」「柔軟性が失われないか不安(40.4%)」といった声が多いようだ。
まとめ
従来のセクハラ・パワハラに加え、無意識のうちに相手を不快にさせる「フキハラ」のような新たなハラスメントが顕在化していることが明らかとなった。「フキハラ」は認知度は高くない一方で「してしまった経験」が最も多い点は、自身が「加害者になる可能性」を示しているといえる。
また、カスタマー・ハラスメント(カスハラ)対策が企業イメージ向上につながる一方で、顧客対応の柔軟性低下への懸念もあることから、現場判断に依存しないガイドライン整備や対応基準の明確化についても、取り組みを検討したい。










