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「AIエージェント」導入企業の約6割が「効果を実感」 パーソルキャリア調査

2026.07.09
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パーソルキャリア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:瀬野尾裕)は、売上高1000億円以上の企業に勤務する部長職以上505人を対象に「大手企業におけるAIエージェント活用実態調査」を実施。AIエージェントを本番運用している企業は48.3%に達し、活用が実運用フェーズへ移行する一方で、73.1%が推進する人材や体制に不足感を抱えていることが明らかになった。

調査概要

調査名称:大手企業におけるAIエージェント活用実態調査
調査機関:パーソルキャリア株式会社
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年5月20日〜5月22日
対象:売上高1000億円以上の企業に在籍する部長職以上505名
出典元:大手企業におけるAIエージェント活用実態調査 —売上高1,000億以上の企業に在籍する部長職以上 505名の回答から見えた推進課題—(パーソルキャリア株式会社)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%とはならない

AIエージェントは実運用段階へ 約6割が導入効果を実感

AIエージェントは実運用段階へ 約6割が導入効果を実感

本調査によると「全社展開・経営戦略に統合」「複数部署で本番運用」「一部部署で本番運用」を合わせると、48.3%の企業がAIエージェントを実際の業務で活用している。PoC(実証実験)にとどまらず、本番運用へ移行する企業が増えていることがうかがえる。

また、AIエージェントを導入している企業の59.0%は効果を実感しており、特に「属人化していた業務ノウハウの形式知化・継承が進んだ(47.6%)」との回答が最も多く寄せられた。AIエージェントは業務効率化だけでなく、組織内の知識共有や業務標準化にも寄与しているようだ。

最大の課題は「設計・評価できる人材」の不足

最大の課題は「設計・評価できる人材」の不足

一方で、AIエージェント活用を支える体制については「十分に整っている」と回答した企業は19.8%にとどまった。「ある程度整っているが不足感もある」を含めると、73.1%が人材や体制に課題を感じていることが明らかになった。

導入・活用における課題では「AIエージェントを設計・評価できる人材の不足(45.9%)」が最多に。AI活用が進む一方、導入後の運用設計や評価、改善を担う専門人材の不足が、さらなる活用拡大の障壁となっていることが示された。

まとめ

大手企業でAIエージェントの本番運用が進み、一定の成果を上げ始めている。その一方で、その活用を支える人材や組織体制の整備が追いついていない現状があるようだ。

AIツールの導入そのものを目的とするのではなく、業務設計や運用ルールの策定、成果の評価まで担える人材の育成・確保が重要なテーマとなるだろう。情報システム部門だけに任せるのではなく、人事・総務・経営企画などが連携し、AIリテラシー教育や推進体制の整備を進めることも必要だろう。

また、必要に応じて外部の専門人材を活用しながら知見を社内へ移転し、自社で継続的にAIを活用できる体制を構築することで、競争力向上につながる取り組みとして進めていきたい。