「AIに代替される不安」6割超「問い合わせ対応」が最多 エムフロ調査
株式会社エムフロ(本社:東京都渋谷区、代表:北脇陽典)は、仕事をしている500人を対象に「将来的にAIに奪われると思う自分の仕事」に関する調査を実施。定型化しやすい業務がAIに置き換わると考える人が多いことが明らかとなった一方で、AI活用に向けた具体的な対策を講じている人は25.6%にとどまり、意識と行動のギャップが浮き彫りになった。
調査概要
調査対象:仕事をしている人
調査日:2026年5月20日
調査機関:株式会社エムフロ調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性330人/男性170人)
回答者の年代:20代 15.0%/30代 36.4%/40代 30.2%/50代 14.4%/60代以上 4.0%
出典元:Craudia採用サイト制作代行(株式会社エムフロ)
AIへの不安は6割超「すでに代替が始まっている」との声も
「自分の仕事がAIに奪われる不安があるか」との質問では「とてもある(21.6%)」「ややある(44.2%)」と、合計65.8%が将来的な代替に不安を感じていると回答した。
AIに代替される時期については「すでに奪われつつある」が25.0%を占めた。一方で「奪われない」と回答した人も25.8%おり、福祉や医療など対人コミュニケーションを重視する職種では、人ならではの価値が残るとの見方が目立っている。「仕事がなくなるのではなく、人とAIの役割分担が進む」と捉える意見も寄せられている。
定型業務ほどAI代替を想定「問い合わせ対応」が最多
「将来的にAIに奪われると思う自分の仕事」では「問い合わせ対応(18.2%)」が最多だった。次いで「データ入力(13.8%)」「資料作成(11.6%)」「チェック作業(11.4%)」が挙げられている。
ルール化しやすく繰り返し発生する業務について懸念する人が多い結果となった。問い合わせ対応では、FAQへの回答や予約受付など定型的なやり取りをAIが担うイメージを持つ人が多い。
データ入力や資料作成では、正確性と効率性を求められる業務ほどAIとの親和性が高いと認識されていることがうかがえる。また「記事作成」「文章作成」「プログラミング」といった知的業務も上位に入り、生成AIの進化が幅広い職種に影響を与えるとの見方が広がっている。
まとめ
多くの人がAIによる業務代替に不安を抱く一方で、実際に対策へ踏み出している人は4人に1人程度にとどまることが明らかになった。
バックオフィス部門でも、問い合わせ対応やデータ入力、資料作成、経理・人事におけるチェック業務などは、生成AIや自動化ツールの活用余地が大きい分野といえる。
AIを単純な「代替手段」と捉えるのではなく、最終判断や例外対応、関係者との調整といった人が担うべき役割を明確にし、業務プロセス全体を見直す視点が重要になるだろう。AIに任せる業務と人が担う業務を整理し、社員のAIリテラシー向上や運用ルールの整備を進めながら、生産性向上と業務品質の両立を図っていきたい。














