契約書などの書類の保管「紙のほうが安心」65.4% NEXER Group・伝票工房共同調査
株式会社NEXER Group(本社:東京都豊島区)は、伝票印刷サービス「伝票工房」と共同で、全国の男女500人を対象に「伝票・書類、紙とデジタルに関する調査」を実施した。近年は電子帳簿保存法への対応や請求書の電子化など、企業のペーパーレス化が進んでいる。一方で、重要書類については「紙で保管したい」と考える人も少なくないようだ。
調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年6月22日 ~ 6月29日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
調査主体:株式会社NEXER Groupと伝票印刷・オリジナル伝票の『伝票工房』による調査
出典元:株式会社NEXER Group
6割超が書類の管理「紙の方が安心」
本調査では「領収書・請求書・契約書などの書類を管理する際、紙とデジタルのどちらが安心か」との質問。
「紙の方が安心(32.8%)」「どちらかといえば紙の方が安心(32.6%)」との回答が寄せられ、合計65.4%が紙に安心感を示した。一方「デジタルの方が安心」「どちらかといえばデジタルの方が安心」は合計34.6%だった。
紙を選ぶ理由としては「すぐ取り出して確認できる」「データ消失の心配が少ない」といった回答が挙がった。デジタル派からは「検索性が高い」「複数の場所にバックアップできる」「紛失リスクが低い」といった利便性を評価する結果だった。
重要書類ほど「紙で残したい」傾向
「これだけは紙で残しておきたい書類」については「契約書(不動産・雇用など)(56.9%)」が最多だった。
次いで「遺言書・相続関連書類(45.6%)」「保険証券(43.7%)」が続いている。契約内容や権利関係を証明する重要書類ほど、紙で保管したいと考える傾向があるようだ。
紙の書類の「紛失経験」4割超
一方で「紙の書類がなくなったり、見つからなくなったりして困った経験がある」と回答した人は40.8%に上った。
具体的には「領収書を紛失して経費精算できなかった」「保証書が見つからず困った」「提出書類の期限に間に合わなかった」など、業務や手続きに支障をきたしたケースが挙げられている。
紙は実物として保管できる安心感がある反面、保管場所が分からなくなる、必要なときに見つけられないといった課題もある。デジタルには検索性やバックアップといった強みがあり、それぞれの特性を踏まえた運用が求められる結果となった。
まとめ
本調査では、デジタル化が進む現在でも65.4%が「紙の方が安心」と回答し、特に契約書などの重要書類は紙で保管したいという意向が強いことが分かった。一方で、約4割は紙書類の紛失や管理不備によるトラブルも経験しており、紙だけに依存した管理にもリスクがあることがうかがえる。
法令や取引先の要件を踏まえながら、紙で保管すべき書類と電子保存へ移行できる書類を進めている企業も多い。保管ルールの統一や保管場所の明確化、電子データとの併用などを進めることで「紙の書類の紛失リスク」のバックアップと業務効率も高められるだろう。紙とデジタル、それぞれの利点を生かした文書管理体制の構築を進めていきたい。












