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五月病になってしまった場合の対処方法について

2019.04.16

 4月は進学や就職などで環境が大きく変化することの多い季節だ。そして、五月になると自分の置かれた環境に対して、大型の長期休暇を挟むことによって、おかれた環境を冷静に見つめることになる。

 そして、長期休暇の後には、五月病となる場合がある。五月病は、正式な病名ではない。しかし、五月病に関しては、適応障害やうつ病、発達障害などの他の病気に関係してることが多い。

 加えて言えば、進学や就職などが関係なく会社に勤めている方でも五月病になるパターンはあり得る。例えば、企業の中でも新しい部署への移動や新しい仕事の発生などは心身に負担をかけるケースも少なくないだろう。

 では、五月病に対して企業が対策できることはないのだろうか。ここでは五月病に関して、企業が行える対策と五月病になってしまった場合の対処法などについて詳しく見ていく。

五月病とはどういったものなのか

 五月病は、気分だけでなるものではなく、総合的な環境の変化によって起こり得るものだ。そのため、本人が意図していなくても五月病となることもある。大学生や新社会人だけに限った症状ではないことに注意が必要だ。

 五月病は5月の大型連休のタイミングで症状が現れやすいものであり、限られた時期や限られた人々のみが発症するものではない。そのうえで、以下の症状が出る場合、五月病だと判断できる。

・急な食欲の減退
・自律神経の不調による体調不良
・目まいや動悸、息切れ
・焦燥感や不安感がぬぐえない
・周囲への関心と物事への興味関心が薄れる

 これらの症状は、先進的な悩みやストレスからくるものであり、五月病を経験した後に以前と同じような状態に戻ることは非常に難しいと言えるだろう。他の精神的な影響による病気にも近い。

 五月病の原因に関しては、ゴールデンウィークによって緊張がほぐれるなど、環境の変化によるストレスが心身に襲い掛かることによって起きるものだ。そのため、本人の性格も含めた上で簡単にコントロールができるものではない。

 また、五月病の症状からうつ病に発展することもある。特に、ストレスが原因となって発症する精神的な病気は非常に多い。新生活も含めた上で、環境の変化は生活する上では必要なものだ。しかし、その変化に伴うストレスを無視することはできない。

 例えば、ストレスと環境の変化に着目してみると、発達障害やパニック障害、不眠症などに繋がることもある。そのため、五月病を発症した場合、本人の頑張りだけではどうにもならないことが多く、場合によっては専門医の診断が必要となることもあると言えるだろう。

五月病で会社が行える対策と準備

 五月病に関して会社として考えられる対策はいくつかある。ここでは、その対策について詳しく見て行こう。

1.コミュニケーションの徹底
 新入社員などに関しては、上司や先輩が声掛けを行うことによってよりコミュニケーションの行いやすい環境を作ることができる。加えて言えば、新入社員から調子や先輩に声をかけづらい雰囲気があれば相談だけでなく、業務にも支障をきたすこ...

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