【人的資本経営に関する働く人の意識調査】最適な配置やジョブ・アサインメントの鍵は?
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は、企業で働く10,459人を対象に、人的資本経営をテーマとしたアンケート調査を実施した。調査期間は2022年3月25日~3月30日。
調査実施の背景
2022年8月30日(火)、内閣官房から「人的資本可視化指針」が発表された。また同月には経済産業省および金融庁をオブザーバーとした「人的資本経営コンソーシアム」が設立された。人的資本経営に関する議論はますます盛り上がりを見せており、企業における人的資本経営の実践が注目されている。
人的資本経営を実現するためには、経営戦略と人材戦略の連動、人的資本投資の体系的整理、人的資本に関するデータマネジメントとその情報開示等、数多くの課題がある。このような状況の中、まずは足元の人的資本の状況をつかむことが重要であると捉え、現在企業で働く10,459人に調査を実施した。
調査結果サマリー
■企業の人的資本の活性度は30〜40%。最適な部署配置やジョブアサイン(仕事の割当)を実感している人は約30%。
■職場や仕事にフィットしている人ほど従業員エンゲージメントスコアが高い。
■将来への展望について、外部労働市場で仕事を見つけるのが難しくないと考える人は全体の5%。
■約半数の人が、人材価値は自身と所属する企業が一緒に高めていくべきと考えている。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:企業で働く会社員及びアルバイト・パートの人(従業員規模30人以上)
有効回答数:10,459人
調査実施期間:2022年3月25日(金)~3月30日(水)
調査機関:インターネット調査会社
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会社概要
株式会社リクルートは日本国内のHR・販促事業及びグローバル斡旋・販促事業をおこなう事業会社。新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。
社名:株式会社リクルート
英文社名:Recruit Co., Ltd.
創業:2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立
2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更
本社所在地:〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
まとめ
企業の人的資本の活性度は約30〜40%にとどまる結果となった。働く人と企業が、共に人的資本を育む時代となっているようだ。スキルや持ち味に目を向けたコミュニケーションが、最適な配置やジョブ・アサインメントのキーとなるのではないだろうか。