電子契約「導入済み」の企業は70.2%!昨対比4.6ポイント増
ペーパーロジック株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役:横山 公一)は、東京都内の企業に勤め、かつ法務・財務・経理・人事部門に所属している107名を対象に、電子契約定点調査を実施した。なお、本調査は2021年に発表した同内容の調査(※1)の定点観測調査。
調査概要
調査概要:電子契約定点調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年10月3日〜同年10月5日
有効回答:東京都内の企業に勤め且つ法務・財務・経理・人事部門に所属している107名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
※1:参考 2021年9月28日発表「電子契約」に関するアンケート調査
出典:ペーパーロジック株式会社
調査結果サマリー
■都内企業における「電子契約の認知度」は87.9%
■電子契約「導入済」企業は70.2%で、昨年よりも4.6ポイントアップ
■導入済み企業の86.4%は「全社」に導入
■電子契約導入理由「テレワーク対応のため」が6割以上
■未導入企業の62.5%が今後の導入に意欲
■電子契約を導入したい理由「文書保管費用の削減」が46.7%
■電子契約を導入したくない理由、「導入が大変」が66.7%で最多
■電子契約に対して、「保管書類が減って助かった」などのポジティブ意見や「官庁が対応していない」という不便さを訴える声も
同社の調査において「Q1.あなたは電子契約をご存知ですか。」の質問に対し、2022年(n=107)は「はい」が87.9%で、2021年(n=109)の88.1%より少々減っている。
一方でQ1の「はい」の回答者に「Q2.あなたの会社では、「電子契約」を導入していますか。」と質問したところ、2022年(n=94)は「導入済み」が70.2%、「導入していない」が25.5%、2021年(n=96)は「導入済み」が65.6%、「導入していない」が32.3%という回答となった。
またQ2で「導入済み」の回答者に「Q4.導入された背景を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、2022年(n=66)は「テレワーク対応のため」が62.1%、「業務効率化・生産性を高めるため」が47.0%となった。
会社概要
会社名 :ペーパーロジック株式会社
設立 :2011年4月27日
代表取締役:横山 公一
所在地 :東京都港区港南二丁目16-5 NBF品川タワー5階ワークスタイリング内
事業内容 :経理・総務・法務の領域で、法律で原本保管を義務付ける書類を完全にペーパーレス化(紙原本廃棄)するクラウドソリューションを提供している
まとめ
2022年の電子契約「導入済」企業は70.2%となり、昨年よりも4.6ポイントアップの結果となった。導入された背景としては、6割以上が「テレワーク対応のため」と回答。コロナ対策としての電子契約導入は着実に進んでいるようだ。電子契約に対して、「保管書類が減って助かった」などの声も挙がっていることから、メリットが明確になってきていることがうかがえる。一方で、「官庁が対応していない」という不便さを訴える声も挙がっていることから、さらに企業の電子契約導入を推進するには国の電子化対応の推進が求められるのではないだろうか。