中小企業のDX化支援で新機能『ちゃんと勤怠byネクストICカード』を荘内銀行にてリリース

株式会社ジオコード(本社:東京都新宿区、代表取締役:原口大輔)は、株式会社ココペリ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:近藤繁)とシステム連携した勤怠管理サービス『ちゃんと勤怠byネクストICカード』を、株式会社荘内銀行(本店:山形県鶴岡市、代表取締役頭取:松田正彦)が提供する『荘銀 Big Advance』でリリースした。本リリースにより、ココペリの提供する経営支援プラットフォームBig Advance(ビッグアドバンス)に勤怠管理機能を追加し、『荘銀 Big Advance』の会員企業に向け、勤怠管理業務の効率化および法令遵守体制の構築を実現し、中小企業の生産性向上に寄与していく。
新機能提供の背景と機能の特徴

ジオコードが提供する「ネクストICカード」は、2012年のサービス開始から現在まで、大企業から小規模企業まで様々な企業に導入され大幅なコスト削減に貢献してきた。
一方、日本ではコロナ禍で中小企業のデジタル化が進んできたものの、依然として約4割の中小企業で、人事関連(勤怠管理、給与計算等)のITツールの導入ができていないという状況が見られる。
出典:2021年中小企業白書
また近々中小企業の労務管理に関する法改正も予定されており、勤怠管理に対する重要性はより高まっている。
※2023年4月1日より、中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率が50%に引き上げられる(中小企業に対する猶予措置の終了)
※「建設業」において、これまで猶予されていた時間外労働の上限規制が2024年4月より適用となる
出典:厚生労働省/中小企業庁
こうした中、ココペリは、ジオコードが提供する「ネクストICカード」と連携し、荘内銀行とのパートナーシップを通じて地域企業へ勤怠管理サービスを提供することで、地域企業の課題解決に貢献することを目指す。
本提携の概要
荘銀 Big AdvanceとネクストICカードを連携させて、Big Advance会員である中小企業へ
①勤怠管理機能 ②交通費精算 ③経費精算機能
の3機能を提供する。なお、Big Advance会員向けに提供される本機能は、特別料金で提供する。
今後について
本サービスの利用促進のために、同社はココペリと定期的にセミナーを開催し、Big Advance会員企業に向けて情報発信していく予定。今後、「ちゃんと勤怠byネクストICカード」を通じて、中小企業の勤怠管理のDX化推進を実現するサポートをしていく。
まとめ
勤怠管理や交通費・経費の精算業務は手間がかかり、担当者の生産性に大きく関わる部分である。DX化することで効率化し、生産性の向上を目指してみてはいかがだろうか。