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「HUEデジタルインボイス」機能強化で請求書受領・発行も一括管理

2023.03.22

株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:秦修、以下WAP)は、2023年1月より提供を開始しているクラウド請求書送受信サービス「HUEデジタルインボイス」の送付機能を強化。3月22日リリース版で請求書関連業務を幅広くカバーできるようになったという。

請求書作成から送付、管理までトータルで対応

請求書作成から送付、管理までトータルで対応

「HUEデジタルインボイス」は、請求書発行に必要な項目が記載されたCSVファイルを取り込むだけで、自動的に複数の請求書をPDF形式で一括発行することができる。請求書フォーマットは従来から利用されているものをそのまま利用できるため、請求書を受け取った取引先は従来通りに処理を進めることができる。また、適格請求書(インボイス)に必要な項目にも対応しているため、23年10月から導入されるインボイス制度への対応も可能だ。

エンドユーザーのことを考えつくしたUI/UX

エンドユーザーのことを考えつくしたUI/UX

「HUEデジタルインボイス」は、従来の業務システムに比べ、よりエンドユーザーにとって使い勝手の良い仕組みやデザインを追求している。郵送やPDF添付、電子的な送受信等、さまざまな方式で送られる請求書を、現場担当部門も経理部門も見ればすぐに使い方が分かるよう工夫された画面で受け取ることができる。大手企業に加えて中堅・中小・スタートアップ企業も含め日本の企業間取引のデジタル化に貢献する。

Peppolネットワーク接続~請求書発行・受領 一貫サービス提供

日本では、国際規格のPeppol(ペポル)をベースに官民が連携してデジタルインボイス標準仕様の策定・普及に取り組んでいる。民間側ではデジタルインボイス推進協議会が中心的な役割を果たしているが、WAPの子会社は22年9月1日付で同協議会の運営を担う幹事法人に選任されており、「HUEデジタルインボイス」についても、今後Peppolへの対応を予定している。

デジタルインボイスの送受信はPeppolネットワークにておこなわれ、ネットワークへの疎通はPeppolサービスプロバイダーが提供するアクセスポイントを通じて実施される。WAPでは一貫したサービス提供による高サービス低コストを実現するために、今後Peppolサービスプロバイダーに認定申請を実施する予定だ。

まとめ

インボイス制度の開始が目前に迫り、さまざまなサービスがリリースされている。自社に適したツールを選定し、デジタル化を進めてみてはいかがだろうか。