社員の社員による社員のための福利厚生制度「推し活ウェンズデー」とは
飲食区画のDXを支援する株式会社favy(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:髙梨巧、以下favy)は、従業員の会社への満足度と仕事の質向上のため、2023年4月1日より福利厚生制度「推し活ウェンズデー」を導入した。「推し活ウェンズデー」は、社員が提案し、全社員投票を行った結果、過半数以上の支持を得て制度化するに至った。制度の内容は「水曜日に早めに退社し、推しを愛でる活動をする社員を1回につき最大2000円サポートする」である。
導入の背景
favyでは、毎年年末の恒例行事として社員のプレゼンや企画力向上を目的に「アイデアソン」を実施している。2022年12月のテーマは「favyメンバーの生産性が高くなる方法」。8グループ中、最もメンバーからの評価が高かった企画が「推し活ウェンズデー」であった。社員が選んだ福利厚生制度を、企画発案したチームと人事Divにて内容を精査し、導入する運びとなった。
導入の目的
「推し活ウェンズデー」は、利用の有無に関わらず、
・生産性を高めようと努める雰囲気を作り
・効率的な仕事方法のアイデアを蓄積する
ことを目的としている。
以前よりfavyでは、フレックス制度を導入しており、13:00~16:00のコアタイム以外は自由にスケジュールの調整を行いやすくなっている。しかしながら、会社の営業時間が19時までなので、退勤時間を営業時間に合わせている社員がみられた。
そこで、早い時間での退社を促すため「推し活ウェンズデー」が、社員から発案された。
社員からの発案を正式な福利厚生施策として制度化することで、
・利用者は早く帰れる楽しみで生産性が高まる
・利用者が仕事を効率よく進める様子を見た社員は、それに影響されて生産性が高まる
ことを期待している。
favyの新・福利厚生制度「推し活ウェンズデー」の内容
「推し活ウェンズデー」は、毎週水曜日に少し早めに退勤して「推しを応援」または「推しと楽しむ」ための福利厚生制度。
活動対象日時:水曜日の出勤日16:00以降
経費補助金額:最大2000円を補助 ※1年に5回まで
推しの対象:人・物など存在や次元は問わない
推し活の事例:
・コンサートやライブ観戦
・映画・美術鑑賞
・推し(パートナーやお子さま)との外食
まとめ
自分たちが使いたい、あったらいいなと思う福利厚生制度を提案することで、働き方への意識にもいい影響が出そうだ。今後の取り組みの参考にしていただきたい。