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『マネーフォワード クラウド連結会計』連結科目の変換にOpenAI社のAIサービス活用開始

2023.08.07

株式会社マネーフォワードは、『マネーフォワード クラウド連結会計』における「連結科目の変換」において、OpenAI社のAIサービスの活用を開始したことを発表した。これにより、グループ会社の利用言語を問わず、あらゆる勘定科目に対して、連結科目の自動提案が可能となる。また、グループ各社の科目に表記ゆれ等がある場合でも、連結科目が自動で提案されるため、連結科目のデータ登録を効率化することができる。

マネーフォワード クラウド連結会計

グループ経営において必須となる、連結決算の業務をクラウド上で実行できる連結会計システム。グループ各社のデータ収集やファイル管理を効率化し、経営状況をリアルタイムに可視化できる。『マネーフォワード クラウド会計』および『マネーフォワード クラウド会計Plus』とのAPI連携によりデータを自動収集できるだけでなく、Excelファイルのインポートにも対応しているので、他の会計システムを利用している場合も利用可能。

連結決算業務は、グループ各社の個別財務諸表データを収集し、勘定科目を連結の統一科目に修正する必要がある。『マネーフォワード クラウド連結会計』ではこれまでも、Excelファイルまたは連携サービスから連結パッケージのデータを取り込み、グループ各社の勘定科目を連結科目に変換できる機能を提供してきた。取り込んだ勘定科目の情報や、過去のインポート時の変換設定をもとに、変換先の統一科目が自動で提案されるため、手間なくデータ登録を行うことが可能だ。

これまでは、取り込んだ勘定科目名が連結科目名(日、英)と完全一致している場合にのみ連結科目が自動提案されていたため、非英語圏などの他言語の変換には、手運用による確認や修正が必要であった。今回OpenAI社のAIサービスを利用することで、多言語や表記ゆれを含むすべての勘定科目に対して、連結科目の自動提案が可能になる。
※ 多言語に対応した科目変換について、特許出願手続き済。

OpenAI社のAIサービスを活用した科目変換

OpenAI社のAIサービスを活用した科目変換

グループ各社の勘定科目を連結の統一科目に変換してインポートできる機能。OpenAI社のAIサービスを活用することで、多言語や表記ゆれを含むすべての勘定科目に対して、連結科目の自動提案が可能になる。

対象:『マネーフォワード クラウド連結会計』を「連結担当者」または「グループ会社担当者」権限で利用中のユーザー

まとめ

煩雑化が進む経理業務の効率化をいかに進めていくか、多くの企業で課題となっていることだろう。AIを活用した本サービスの導入も検討してみてはいかがだろうか。