freee会社設立、新機能「会社設立シミュレーション」を提供開始

フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔)が提供するfreee会社設立は「会社設立シミュレーション」の提供を開始したことを発表。本機能を活用すると、質問に回答するだけで会社設立にかかるおおよその日数や費用が確認できるため、会社設立におけるスケジュールを立てやすくなるという。
会社設立にかかる日数や費用と作業スケジュールがわかる新機能
同社は会社設立時において、自分が想定しているビジネスではどのくらい設立費用がかかるのか、手続きに必要な日数はどれくらいであるのかがわからず一歩が踏み出せないという課題があるとして、解決に向けた新機能を開発した。
新たに提供する「会社設立シミュレーション」では、全3問の質問に回答するだけで費用やスケジュールを把握できるという。回答後には、設立予定日から逆算して具体的な日付、必要な手続き、設立にかかるおおよその項目ごとの費用と全体の合計費用が表示される。
同社は、具体的なスケジュールと費用のイメージを提示することで、起業を検討している方の後押しを行うとしている。
出典元:会社設立シミュレーション(フリー株式会社)
創業をサポートするfreeeの多様なサービス
同社はミッションに「スモールビジネスを、世界の主役に。」を掲げており、スモールビジネスを営む人に向けて様々なサービスを開発・提供している。創業期においては書類の作成サポートからオンライン相談、融資獲得の伴走支援などを提供。年代やニーズに応じたサービスで、起業を支えている。
まとめ
創業期の様々なニーズに応じたサポートを提供してきた同社が、新たにシミレーション機能の提供をスタートした。起業に向けて一歩を踏み出せるよう、ユーザーがいつまでにどのようなことをしなければならないか提示するという。
政府は開業率のさらなる向上を目指し、創業を検討する人やベンチャー企業の事業活動に対して、中小企業施策の情報提供を行っている。こうした取り組みと併せて活用することで、創業のハードルは相当下がるのではないだろうか。
中小企業の存在は、日本経済において多岐にわたる重要な役割を担っており、創業に向けた支援は日本経済全体の安定と成長にも欠かせない取り組みである。今後の展開にも注目したい。
創業・ベンチャー支援(中小企業庁)