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入社の決め手「事業内容」と「成長環境」が5年間不動 ジェイック調査

2026.05.28

企業向けの教育研修事業と採用支援事業を展開する株式会社ジェイックは、提供する新入社員研修の受講者に対して行った「入社の決め手やキャリア観」に関するアンケート結果を発表した。

調査概要

調査名称:新入社員研修アンケート
調査対象:株式会社ジェイックが提供する新入社員研修の受講者
調査機関:株式会社ジェイック調査
調査方法:Webアンケート
調査期間・回答者数:
〈2026年調査〉調査期間:2026年3月31日~4月13日、回答者数:779名
〈2025年調査〉調査期間:2025年3月27日~4月12日、回答者数:935名
〈2024年調査〉調査期間:2024年3月29日~4月9日、回答者数:888名
〈2023年調査〉調査期間:2023年3月31日~4月17日、回答者数:708名
〈2022年調査〉調査期間:2022年3月31日~4月16日、回答者数:760名
出典元:【調査】2026年度の新入社員に「入社の決め手」を調査(株式会社ジェイック)

「入社の決め手」不動の上位は「事業内容」「成長環境」

「入社の決め手」不動の上位は「事業内容」「成長環境」

本調査では「入社の決め手を3つ選択してください」と質問。「事業内容に興味があった(63.4%)」「成長できる環境があると感じた(57.9%)」「面接してくれた社員が魅力的だった(45.4%)」が上位に挙がった。

同社はこの5年の調査結果を振り返り、「上位項目に大きな変動はなく『何をするか(事業内容)』と『自分がどうなれるか(成長環境)』が、入社先を決定する際の二大要素となっている」と解説している。

また、就職活動において重要視していた軸としては「業界/職種(62.0%)」が最多に。次いで「企業風土、社員の雰囲気(40.3%)」「勤務地/転勤の有無(36.5%)」という結果となった。

今後のキャリア観と昇進意欲

今後のキャリア観と昇進意欲

次に「今後のキャリアで実現したいことを3つ選択してください」と質問。その結果「自分の能力を高める、成長する(75.0%)」が最多となった。次いで「いまの会社で出世して、年収を上げる(52.2%)」「ワークライフバランスを確立する(45.7%)」と続いた。

「自分の能力を高める、成長する」が例年通り最多となった一方で、4位にランクインした「幸せな結婚をする(31.8%)」は2025年度調査と比較して、最も伸び率が高かった。前年の26.8%から、5pt増となっている。

また「いまの会社でどこまで昇進したいですか」との質問に対する回答について、同社は2022年からの推移を分析。中間管理職(課長:18.7%/部長:27.9%)への意向が減少傾向にあるのに対し、「経営者(14.2%)」への意向は過去最高を更新したことが明らかになった。

まとめ

本調査では、新入社員が企業選びで重視するポイントとして「事業内容」と「成長できる環境」が5年連続で上位を維持していることが明らかになった。加えて「面接した社員の魅力」や「企業風土」も重視されており、企業文化や人との接点が入社判断に大きく影響している様子がうかがえる。

この結果から、入社後の育成体制や働きやすい制度設計を含めた「社員体験」全体を整備する視点が、重要となると考えられる。特に、若手社員は「成長」と「ワークライフバランス」の両立を求める傾向が強く、研修制度や評価制度、柔軟な働き方への対応が定着率向上のポイントになるだろう。

また、中間管理職志向が低下する一方で、経営者志向が高まっている点からも、「主体性を引き出すキャリア支援」の重要性が高まっているといえそうだ。採用や教育の施策検討の際に、ぜひ参考にしたい。