50~70代女性就業者、約半数が「働き方の変化」を実感 ハルメク生きかた上手研究所調査
株式会社ハルメク・エイジマーケティングの「ハルメク 生きかた上手研究所」は、全国の女性50~79歳を対象に「仕事に関する意識・実態調査」をWEBアンケートにて実施。現在の働き方、仕事に対する意識などについて明らかにした。
調査概要
調査方法:WEBアンケート
調査対象・有効回答者数:全国の女性50~79歳・451名
調査実施日:2026年3月13日~3月16日
※2024年調査:3月29日~4月1日
調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング ハルメク 生きかた上手研究所
出典元:【仕事に関する意識・実態調査2026】50代~70代女性の就業率は50.1%と2人に1人が働いている。3年前と比べ、働き方が「変わった」という現在就業者は約半数。9割以上が変化をポジティブに受け止めている。(株式会社ハルメクホールディングス/ハルメク 生きかた上手研究所調べ)
※調査結果のパーセンテージは、小数点以下第2位を四捨五入したため、総数と内訳の合計が一致しないことがある
70代女性の就業率23.3%、前回調査から7.4pt上昇
本調査ではまずはじめに、50代~70代女性の就業割合は50.1%となったことが報告された。
そのうち70代の就業率は23.3%と、前回の15.9%から7.4ptの上昇している。
「70歳~死ぬまで働いていたい」意向が増加
また「今後いつまで働いていたいか」という質問に対し、「70歳~死ぬまで」と回答した人は58.5%に。特に70代では82.9%と高い割合が示されており、前回調査の74.6%から8.3pt上昇している。
新しい仕事に就きたいと考えている人が、希望する職種としては「事務職:32.8%」「教育職・講師・インストラクター:27.9%」「サービス職(飲食・レジャーなど):24.9%」「福祉・介護・保育職:21.9%」という結果だった。
「働き方の変化」実感層の9割超が「ポジティブ」な姿勢
現在、就業している人のうち「3年前と比べて、あなたの働き方は変わりましたか」と質問。「変わった」と回答した割合は、49.1%と約半数を占めた。
働き方が変わったきっかけとしては「自分の希望や挑戦によるもの」と「家族や健康など生活上の理由」が同率で37.8%と最多に。さらに、50代では「自分の希望や挑戦によるもの」が、62.5%にのぼった。
また、働き方が変わったことに対する評価は「ポジティブに(前向きに)捉えている」「ややポジティブに捉えている」の合計が91.9%であった。
まとめ
人手不足が深刻化する中、シニア人材の活躍は企業にとって重要な経営課題のひとつだ。今回の調査結果からは、50代から70代の女性が「長く働きたい」という意欲を持ちながら、自身のライフステージや価値観に合わせて柔軟に働き方を選択している様子がうかがえる。
定年後の再雇用や短時間勤務、副業・兼業、リモートワークなど、多様な働き方を受け入れることができる制度整備が、シニア人材活躍の基盤強化へとつながるといえるだろう。
また、豊富な経験や専門知識を持つシニア人材が活躍できる環境を整えることで、人材不足の解消だけでなく、若手社員への知識継承や組織力強化の可能性も期待できる。さまざまな世代が、それぞれの強みを発揮できる職場づくりが、これからの時代の持続的な人材確保のカギとなりそうだ。












