AI時代の採用判断、「情報収集の重要性を実感」約8割 back check調査
back check株式会社(本社:東京都新宿区、代表:須藤芳紀)が、人事部に所属する全国のビジネスパーソン1000名を対象に「採用判断の変化に関する実態調査」を実施した。調査では、生成AIの普及により、本人情報の裏付けや第三者による客観的な情報の重要性が高まっていることが明らかになった。
調査概要
調査対象:人事部に所属する全国のビジネスパーソン1000名
調査期間:2026年7月6日~2026年7月10日
調査方法:インターネットリサーチ
出典元:採用判断は「どう見極めるか」から「どのような情報を得るか」へ back check調べ「採用判断の変化に関する実態調査」(back check株式会社)
※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合がある
採用判断は「選考手法」から「得る情報」へ 入社後の活躍を重視
本調査では採用判断における課題が、従来の「候補者をどう見極めるか」という選考手法の問題から「候補者についてどのような情報を得るか」という情報の問題へ変化していると感じる人が76.4%となっている。
また、過去の経歴や実績だけでなく、入社後の活躍や定着を見極めるための情報の重要性が高まっていると回答した人は64.1%に上った。履歴書や職務経歴書などでは把握しにくい情報としては、「人柄・性格(56.9%)」が最多に。次いで「コミュニケーション力(50.5%)」「協調性・チーム適性(48.0%)」が続いた。
採用活動では、保有スキルや経歴の確認だけではなく、入社後に組織で活躍できるかを判断する。そのため候補者の働き方や周囲との関わり方など、多面的な情報を得ることが求められているようだ。
生成AI時代、第三者情報の活用が進展
また、生成AIの普及により、候補者本人から提供される情報の裏付け確認の必要性が高まっていると回答した人は56.6%と半数を超えた。さらに、前職の上司や同僚など第三者から得られる客観的な情報の必要性についても、56.2%が「高まっている」と回答した。
リファレンスチェックなど第三者情報の活用状況については「活用している」「活用を拡大している」を合わせて26.5%がすでに導入していた。「導入を検討している」「情報を収集している」を含めると、約6割が活用に向けた取り組みを進めていることが明らかになった。
まとめ
本調査によって、採用活動では「人材を採用できるか」だけでなく「入社後に活躍し、定着できる人材か」を見極めることがより重視されていることが明らかになった。生成AIの普及によって応募書類や面接対策の高度化が進むなか、人事担当者には候補者本人が発信する情報だけに頼らず、多面的な情報から判断する採用体制づくりが求められている。
企業としては採用基準や選考プロセスを改めて見直し、自社が求める人物像や入社後に活躍する人材像を明確にすることが重要だろう。また、リファレンスチェックなど第三者情報の活用を検討する際には、採用精度の向上だけでなく、候補者との信頼関係や個人情報の取り扱いにも配慮した運用ルールの整備が必要となる。
採用のミスマッチは、早期離職や教育コストの増加にもつながる。質の高い情報をもとにした採用判断の仕組みを構築し、入社後の活躍や定着につながる採用活動を推進していきたい。









