管理職と若手「理想の組織像」「リーダーシップ」にギャップ シェイク調査
株式会社シェイク(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:吉田実)は、管理職(課長クラス)と、管理職以外の会社員3〜10年目の1005人を対象に「管理職と若手における“理想の組織像“と“リーダーシップ“の認識相違」に関する調査を実施した。
調査概要
調査期間:2026年4月10日~2026年4月13日
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査人数:1005人
調査対象:調査回答時に①管理職(課長クラス)/②管理職以外の会社員3〜10年目と回答したモニター
調査元:株式会社シェイク
モニター提供元:サクリサ
出典元:「管理職と若手における『理想の組織像』と『リーダーシップ』の認識相違」に関する調査(株式会社シェイク)
管理職と若手社員で異なる「理想の職場・チーム」
本調査ではまずはじめに「どのような『理想の職場・チーム』で最も働き続けたいと思いますか?」と質問。その結果、管理職は「成果・価値を生み出し続けること」を最も高く評価。部門の目標達成を担う立場が結果に影響していると考えられる。
一方で、管理職以外の会社員は「お互いに助け合い、支え合うこと」を重視。相互支援の風土を求めていることが明らかになった。それぞれの回答割合は下記の通り。
【管理職(課長クラス)】
『成果・価値を生み出し続ける職場・チーム(26.7%)』
『個人の強みや個性が発揮されている職場・チーム(25.4%)』
『お互いに助け合ったり支え合ったりする職場・チーム(16.8%)』
【管理職以外の会社員(3〜10年目)】
『お互いに助け合ったり支え合ったりする職場・チーム(32.8%)』
『個人の強みや個性が発揮されている職場・チーム(21.6%)』
『成果・価値を生み出し続ける職場・チーム(16.0%)』
リーダーシップへの認識の違い
本調査ではさらに「『リーダーシップを発揮する』という言葉に対して、どのようなイメージがあるか」を質問。管理職、管理職以外の会社員ともに「ビジョンを示してチームを導くこと」「他者を動機づけ、能力発揮を後ろから支えること」が上位を占めた。
一方、立場によって回答割合が分かれた項目もあった。管理職が「役職や権限による意思決定」を挙げたのに対し、管理職以外の会社員は「強みや個性を活かした周囲への感化」をリーダーシップの要素として認識している。
【管理職(課長クラス)】
『先頭に立ってビジョンを示し、チームを導くこと(40.0%)』
『他者を動機づけ、能力発揮を後ろから支えること(26.3%)』
『役職や権限を持ち、責任ある意思決定を下すこと(15.1%)』
【管理職以外の会社員(3〜10年目)】
『先頭に立ってビジョンを示し、チームを導くこと(39.2%)』
『他者を動機づけ、能力発揮を後ろから支えること(17.0%)』
『自分の強みや個性を活かし、周囲を感化すること(14.0%)』
まとめ
近年は人的資本経営やエンゲージメント向上への関心が高まる一方で、管理職と若手社員の間では、組織に求める価値や働く目的に少なからず違いが生じている。今回の調査結果は、若手社員が成果そのものを否定しているのではなく「成果を生み出せる関係性や心理的安全性」を重視していることを示唆していると考えられる。
こうした調査結果からは、組織理念や評価制度を設計する際、経営層や管理職の視点だけでなく、現場社員の価値観も踏まえた対話の機会の重要性が増している、といえるだろう。
また、リーダーシップを管理職だけの役割と捉えるのではなく、若手も主体的に発揮できる行動として位置づけることで、自律的な人材育成につなげられる可能性もありそうだ。世代や役職を超えて組織の目指す姿を共有しながら、エンゲージメント向上や人材定着に役立てたい。












