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「男性の育児休業」取得日数の理想と現実に約2倍の差 マイナビ調査

2026.06.30
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株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、子育て中の正社員800名を対象に「育休取得と満足度に関する実態調査(2026)」を実施した。

調査概要

マイナビ転職「育休取得と満足度に関する実態調査(2026)」
調査期間:2026年2月27日~3月3日
調査方法:WEB調査を実施
調査対象:小学生未満の子どもがいる正社員を対象にWEB調査を実施
有効回答数:800名(内訳:男女400名)
出典元:子育て正社員の2人に1人が育児と仕事の両立の悩み相談に「生成AIを活用」。男性の育休取得日数や満足度はどう変わった?【育休取得と満足度に関する実態調査(2026)】(株式会社マイナビ)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合がある

男性育休は平均63.5日 理想とのギャップが浮き彫りに

男性育休は平均63.5日 理想とのギャップが浮き彫りに

本調査では、男性の育休取得日数は平均63.5日、女性は407.4日となっている。一方で理想の取得日数は男性138.6日、女性438.2日。特に男性は「実際の取得期間」との大きな差がみられた。

自身の育休満足度は男性71.9点、女性74.3点と比較的高水準だった。しかし、パートナーから見た満足度は、夫の育休が67.1点、妻の育休が76.7点となり、約10ポイントの差が生じている。取得日数の不足や家事・育児への関与度合いが、満足度に影響している可能性も考えられる。

育休への不安は「収入減少」が最多

育休への不安は「収入減少」が最多

さらに本調査では、育休取得時の不安について「収入減少(36.8%)」が最多となったことが報告されている。男女別では女性が40.3%、男性が33.3%と、いずれも経済的な不安が大きいことが分かる。

一方で「特に不安はなかった」と回答した人も26.3%に上り、育休取得そのものへの心理的ハードルは以前より下がっている様子もうかがえる。

制度の周知に加え、給付金や収入補填制度などを分かりやすく案内し、取得前の不安軽減を図ることが重要となりそうだ。

まとめ

男性育休の取得は着実に広がっているものの、理想と実際の取得期間には依然として大きな差があることが明らかになった。また、本人の満足度に比べてパートナーの評価が低い点からは、取得の有無だけでなく、育児への関わり方や取得期間の十分さが問われる段階に入っていることがうかがえる。

企業としては育休取得率の向上のためにも「安心して長期間取得できる業務体制の整備」や「収入面の不安解消」「復職支援」まで含めた、総合的な制度運用を構築するフェーズになっている、といえるだろう。

育児と仕事の両立を支える柔軟な働き方を整備し、従業員エンゲージメント向上や人材定着につなげたい。