「不機嫌ハラスメント」職場に「する人がいる」7割超 エムフロ調査
株式会社エムフロ(本社:東京都渋谷区、代表:北脇陽典)は、不機嫌な態度を表に出し、周囲に向ける「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」に関する調査を実施した。
調査概要
調査対象:働いている人
調査期間:2026年5月20日~21日
調査機関:株式会社エムフロ調査
調査法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性345人/男性155人)
回答者の年代:20代 17.2%/30代 38.2%/40代 30.2%/50代以上 14.4%
出典元:Craudia採用サイト制作代行(株式会社エムフロ)
7割超が「職場でのフキハラ」認識
本調査では74.6%が「職場にフキハラをする人がいる」と回答。フキハラによる悪影響として「職場の雰囲気が悪くなる(28.4%)」「コミュニケーションが減る(20.6%)」「仕事の効率が下がる(17.0%)」という回答が上位を占めた。
不機嫌な人の顔色をうかがうことで、報告・連絡・相談が遅れたり、必要な確認をためらったりする状況が発生していることがうかがえる。
また、従業員が本来業務ではなく人間関係への配慮に時間や労力を割くことで、生産性低下につながっている実態もみられている。
従業員は「関わらない」で対処 組織課題の放置も
フキハラへの対策としては「なるべく関わらない(65.8%)」が最多だった。ほかにも「感情を無にして接する」「相手の機嫌を取る」など、従業員側が自衛的に対応しているケースが目立つ。
一方で、フキハラをする本人への改善アプローチはほとんど見られなかった。問題が放置されれば、職場内の心理的安全性が低下し、人材定着や組織活性化にも悪影響を及ぼす可能性がある。
管理職教育やコミュニケーション研修、相談窓口の活用促進などを通じた予防策を、企業が講じる必要がある、といえるだろう。
まとめ
7割超の人が「職場でのフキハラがある」と回答した本調査。フキハラが職場の雰囲気や人間関係を悪化させるだけでなく、コミュニケーション不足や生産性低下を招く経営課題であることが可視化された。
フキハラに対して多くの人が「関わらない」「我慢する」といった対処を選択している。このことが、組織内で問題が表面化しにくい状況を示しているといえる。
人的資本経営が重視されるなか、バックオフィス担当者にはハラスメント防止だけでなく、心理的安全性の高い職場づくりを推進する役割が求められる。従業員満足度やエンゲージメント向上、人材定着にもつながる取り組みとして、管理職のマネジメント教育や相談体制の充実を進めたい。













