【Wevox】2021年度 業界別のエンゲージメントスコアの特徴を発表

株式会社アトラエ(本社:東京都港区、 代表:新居佳英、東証一部証券コード:6194、以下 アトラエ)は、エンゲージメント解析ツール「Wevox」にて、全業界のエンゲージメントスコアの特徴をまとめたレポートを作成したことを発表した。
概要
昨今、「エンゲージメント」という言葉に注目が集まり、手軽にエンゲージメントを可視化できるサービスが増えている。そんな中「Wevox」では、エンゲージメントスコアを測定し可視化した後、その先にある企業価値の向上や働きがい改革、生産性向上など組織改革の真の目標が達成できるそんなサービスであり続けたいと考えている。
そこで、昨年に引き続き、業界別のエンゲージメントスコアの特徴を分析し、より効果的なアクション(改善策)が実施できるよう分析結果を確認できるレポートを公開した。
2021年度 エンゲージメントスコア業界レポートページ
全業界でのトレンド(一部抜粋)

業界別エンゲージメントスコアWevoxを利用する2,240社以上を対象に業界ごとのエンゲージメントスコアの特徴を調査した。その結果、全体平均は70.3点であり、業界によってエンゲージメントスコアにバラつきがあることが分かった。
エンゲージメントの年間推移2021年5月〜7月までスコアは上昇し続け、その後下降・上昇を繰り返している。
2019年から2021年のスコアの推移

2019年度からのスコアを見ると、マクロ視点ではスコアは上昇を続けている事が分かる。特に、第一回の緊急事態宣言解除後、スコアが大きく向上する期間がある。働き方の変化に対して、社会全体、および従業員が適応し始めた事等が考えられる。
小項目ごとの変化(2020年と2021年の比較)

2020年度のスコアと比較すると、”給与への納得感”・”職場環境への満足感”などの「環境」のスコア、並びに”経営陣に対する信頼”を始めとする「理念戦略」のスコアが特に上昇している。一方で、唯一”仕事量”のスコアは、僅かながら低下した結果となった。
各業界のトレンド(一部抜粋)

【金融業界】2021年のエンゲージメントスコアの変化(全体との比較)
年間通じて平均より低く推移するものの、秋口から年末に向けてスコアが向上する傾向にあることが分かった。
【金融業界】小項目での比較
他業界と比較して、理念戦略・環境に紐づくスコアが相対的に高い傾向だ。一方、仕事量および組織風土に紐づくスコアの乖離幅が大きいことが特徴である。