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<23卒就活速報>4月1日時点の内定率は46.5%~キャリタス就活2023 学生モニター調査結果

2022.04.07

株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、2023年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、4月1日時点での就職活動に関する調査を行った。就職戦線はどのように進んでいるか、内定率など主要指標のみを速報として発表した。

4月1日時点の内定状況

4月1日時点の内定状況

4月1日の調査時点で内定を得ている学生は全体の 46.5%。先月(3月1日)の28.6%から 1カ月間で17.9ポイント増え、4割を大きく超えた。前年同期(38.2%)に比べ 8.3 ポイント高く、かなり早いペースで進行。採用広報解禁後に就職戦線が一気に加速した様子が見て取れる。

内定を得た企業の 7 割(71.3%)がインターンシップ(※)に参加した企業で、前年(70.4%)より比率が高まった。就活終了者(就職先決定)はモニター全体の 15.7%。

エントリー状況、選考試験受験状況

エントリー状況、選考試験受験状況

ここまでの活動量を見てみる。まず、一人あたりのエントリー社数の平均は 22.6 社。この 1 カ月で 3 社増えたが、3 月調査に引き続き前年同期実績を下回った。企業を絞り込む傾向が強まっている。 エントリー社数の減少に伴い、ES 提出社数や筆記試験の受験社数も前年同期を下回った。但し、面接試験については前年を上回る(5.0 社→5.4 社)。選考のペースが前倒しになっているためと考えられる。

面接形式ごとの受験状況

面接形式ごとの受験状況

面接試験経験者(全体の 85.4%)に対し、面接形式ごとの受験状況を重ねて尋ねた。WEB 面接の経験 者は 9 割台後半で(96.9%)、面接の多くがオンラインで行われていることがうかがえる。対面での面 接経験者は半数強で前年より 2.4 ポイント増加した(54.2%→56.6%)。社数についても WEB 面接が多 いが、前年同期よりやや減少(5.0 社→4.6 社)。対面面接は 1.9 社で、前年(1.8 社)をやや上回る。 オンラインを主軸にしながらも、対面での面接機会を取り入れる企業が増えているようだ。

調査概要

調査対象:2023年3月に卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)
回答者数:1,265人(文系男子439人、文系女子369人、理系男子326人、理系女子131人)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2022年4月1日~5日
サンプリング:キャリタス就活2023学生モニター

調査詳細はこちら

まとめ

調査結果からは、インターンシップで接点を持った学生の囲い込みが進んだことがわかる。しかし多くの学生が内定を保持しながら就職活動を継続しているようだ。採用活動の参考にして頂きたい。