【新卒採用広告についての学生調査】2年後期までに「広告を意識する」学生が半数以上

株式会社インタツアー(代表:作馬 誠大、本社:東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル南館)は、22卒~24卒学生を対象とした調査『就活における広告についての調査』の結果を発表した。
調査の概要
22・23・24卒生対象 就活における広告についての調査
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:インタツアー登録の22・23・24卒大学生
調査母数:11,504名(文系学生9,956名、理系学生1,548名)
回答数:575名(男性294名、女性281名)
調査方法:SNSを経由した依頼によるWEBアンケート
調査期間:2022年3月16日~2022年3月22日
調査結果詳細はこちら
広告が「気になる」学生は2年後期までに57.3%

設問1では学生に、採用関連の広告を見たことがあるか尋ねた。88.3%の学生が「見たことがある」と回答しており、新卒採用関連の広告は大多数の学生が目にしたことがあることがわかる。
また、設問2では新卒採用関連の広告が気になるようになった時期を尋ねた。最多の回答は「2年後期」39.4%で、「3年夏」15.9%、「3年春」13.2% 「2年前期」12.4%が続いた。3年夏までに広告を意識する学生は73.2%に上る。
採用広告を見た/クリック・検索ともに Instagram がトップ

設問3・4では新卒採用関連の広告を実際に見たメディアと、その後の反応について聞いた。閲覧が最も多かったのはInstagramで、YouTube、Twitter、LINEが続いた。一方、反応が多かったのはInstagram、YouTube、LINE、Twitterとなった。この閲覧と反応の差異は、Instagramがわずか-0.6%だったのに対して、Youtubeでは-10.8%と差異が大きくなっている。
SNS広告を見て「後で検索した」59.0%

設問5ではSNS、アプリ、YouTubeなど主にスマートフォン・PCから接するメディアの広告を見てとった行動について尋ねた。回答では「記憶に残ったので後で検索した」59.0%が特に多かった。一方、SNSで期待される拡散効果は「シェアしたり友達と話題にした」7.3%と低い回答にとどまった。
広告のキーワードは「インターン」「早期選考」に興味・関心が集まる

設問7では、広告のキーワードについて、どんな文言が使われている広告をクリックしたか尋ねた。回答が多かった選択肢は「インターン募集」47.5%「早期選考・特別選考」40.8%で、「説明会開催中」34.1%が続いた。
広告を見て実際に参加「説明会」 が最多

設問8では広告を通して申し込みや参加をしたことがある就活のイベントなどについて尋ねた。回答は多いものから順に「参加していない」45.0%「説明会」41.4%「インターンシップ」28.6%「特別選考」9.1%となった。
まとめ
本調査により、学生が広告を気にし始めた時期や、どのような認知・反応か、採用広告に関する学生の意識が明らかとなった。採用活動等の参考にしてみてはいかがだろうか。