在宅ワーカーの「お昼休み忙しすぎ問題」約半数が「出社時のお昼休みより疲れる」と回答

トレンダーズ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:黒川涼子、東証グロース上場:証券コード 6069)が運営する、生活のお悩み解決メディア「となりのいろは」は「在宅勤務時のお昼休みの過ごし方」に関する調査を実施した。
調査概要
実査委託先:サーベロイド
調査期間:2022年6月20日(月)~27日(月)
調査対象:週2回以上在宅勤務をしている20~40代有職男女(有効回答数:472)
調査方法:インターネット調査
在宅ワーカーのお昼休みは大忙し?

まず「在宅勤務時のお昼休み中にすることがある行動」を複数回答で尋ねた。その結果「お昼ご飯を食べる」(74.4%)、「テレビやスマホを見る」(54.2%)が1位と2位に。テレビやスマホを見ながらランチタイムを過ごすというのは、多くの在宅ワーカーの共通点であると言えそうだ。
注目したいのは、同率3位となった「掃除をする」「仕事をする」(33.5%)、6位にランクインした「洗濯をする」(33.1%)である。リラックスしたり体を休めたりする休憩時間を過ごすのではなく、家事をしたり、仕事をしたりする人が比較的多いことが分かる。
「お昼ご飯」「家事」「仕事」にかける時間は計40分以上

そこで、お昼休みの時間を60分と仮定して、何に時間を使っているのかを調査。その平均値を元に「在宅ワーカーの“平均的お昼休み”」を作成した。その結果「食事の準備」(11.2分)、「食事」(14.6分)、「食事の片付け」(4.9分)を合わせた30分以上(30.7分)をお昼ご飯のための時間に使っていることが判明。在宅勤務時の食事は自炊が出来てしまうせいか、食事の準備や片付けに多くの時間を使っていることが分かる。
さらに「洗濯・洗濯物干し」(3.4分)、「掃除」(2.7分)、「仕事」(3.3分)など、リフレッシュや休息のための時間とは言い難い項目も計9分以上(9.4分)。「お昼ご飯のための時間」「掃除・洗濯」「仕事」を合わせると40分以上(40.1分)となり、“自由だからこそ忙しい”在宅ワーカーのお昼休みの実態が明らかとなった。
出社時のお昼休みに比べて「やることが多い」が約7割

在宅勤務時のお昼休みについて「出社時のお昼休みに比べてやることが多い」と感じている人は「とてもそう思う」(26.7%)と「まあそう思う」(41.3%)を合わせて約7割(68.0%)。「出社時のお昼休みに比べて疲れる」という回答も「とてもそう思う」(16.1%)と「まあそう思う」(33.3%)を合わせて約半数(49.4%)となった。
まとめ
食事の準備や家事に時間を取られ、満足に休めていない在宅ワーカーの実態が明らかとなった。在宅勤務であってもしっかりと休息が取れる取り組みを検討する必要があるのではないだろうか。