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「正社員の平均初年度年収推移レポート」と「正社員求人掲載数・応募数推移レポート」

2022.08.26

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、「正社員の平均初年度年収推移レポート」と「正社員求人掲載数・応募数推移レポート」について、2022年1-7月の総評を発表した。

2022年1-7月平均初年度年収

2022年1-7月平均初年度年収

2022年1-7月の正社員の平均初年度年収は453.9万円。調査を開始した2018年からの年間平均と比較すると年収は増加傾向にあるが、上昇率は鈍化した。

平均初年度年収を業種別にみると、「IT・通信・インターネット」が最も高く511.5万円、次いで「コンサルティング」が498.6万円、「金融・保険」が492.8万円となった。2021年平均と比較して、2022年1-7月平均の増加額が最も高かったのは「メーカー」で7.2万円増。

また、「メーカー」の求人について職種別に詳しく見てみると、2021年平均より増加額が最も高かった職種は「企画・経営」で24.3万円増、次いで「WEB・インターネット・ゲーム」が17.3万円増、「ITエンジニア」が16.7万円増だった。

エリア別の2022年1-7月の平均初年度年収は、「関東」が最も高く466.7万円、次いで「東海」が442.8万円、「九州・沖縄」が442.3万円と続いた。2021年平均と比較すると、「関東」「甲信越・北陸」は微減、その他エリアは増加した。

2022年1-7月求人件数

2022年1-7月求人件数

2022年1-7月の求人件数は調査を開始した2018年の年間平均比134.1%という結果だった。月別でみると特に6月・7月は140%以上で推移。また、掲載求人の平均募集比率は、未経験者求人が65.8%、経験者求人が34.2%だった。2021年までは年間平均の経験者求人比率が増加傾向にあったが、今年に入り減少に転じた。

2022年1-7月で最も求人広告の掲載数が伸びている業種は「環境・エネルギー」で173.9%、次いで「IT・通信・インターネット」で151.1%、「商社」で149.4%と続いた。新型コロナウイルスの影響で2018年平均を下回っていた「流通・小売・フード」「運輸・交通・物流・倉庫」などの業種についても、2022年1-7月平均ではすべて100%以上となった。

調査概要

調査期間:2022年1月1日(土)~2022年7月31日(日)
調査機関:株式会社マイナビ調べ

調査結果の詳細はこちら

まとめ

総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載された求人の「平均初年度年収(未経験・経験者求人別)」、「掲載数・応募数」の推移を調査した結果が発表された。採用活動等の参考にしてみてはいかがだろうか。