災害を想定した仕事選びのポイント「家と職場の距離」78.2%、「災害は想定しない」2.5%

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『災害と仕事選び』をテーマに、仕事の家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を行った。(有効回答数:510件)
調査結果概要

1.就職活動の際、災害が発生した場合のことを「考慮する」72.0%
2.災害を想定した仕事選びのポイント「家と職場の距離の短さ」78.2%
3.外出中の災害に備えていること「家族全員が連絡手段を持っている」51.8%
「就職活動の際、あなたは災害が発生した場合のことも考慮した上で仕事を選びますか」と尋ねたところ、7割以上の人が「考慮する」と回答。これまでの災害経験が、多くの働き手の仕事選びに影響を与えていることがわかる。
続いて、「災害を想定した場合、仕事選びで気になるポイントがあればお教えください」との質問には、「家と職場の距離の短さ」と回答した人が最も多く78.2%。次に「通勤時間の短さ」64.9%、「休みがとりやすい仕事環境」48.4%となった。
災害への備えについては、「家族全員が携帯電話などの連絡手段を持っている」が最も多く51.8%、「家族全員がLINEなどSNSのアカウントを持っている」44.5%、「飲料水や食料を貯蔵している」44.1%と続く一方、「特に備えはしていない」との回答も18.8%あった。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:510名(※)
調査実施日:2022年7月12日(火)~2022年7月19日(火)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当 」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。
しゅふJOB総研について
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信している。
まとめ
災害はいつ発生するかがわからないだけに、常日頃からの備えが大切だ。各家庭での対処だけでなく、職場においても避難訓練や防災用品の準備、BCP(事業継続計画)の策定、テレワーク体制の整備など、社員や顧客の安心安全の確保および災害発生後の事業継続などを視野に入れた備えが必要だろう。