中小企業の中でも成長企業に共通する「行動指針」「ゴール設定」「人」とは?

Visionalグループの株式会社ビズヒント(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:関哲)が運営する、クラウド活用と生産性向上の専門サイト「BizHint(ビズヒント)」は、2023年1月の人気記事ランキング(※1)から読み解く、中小企業の決裁者が注目しているトレンドやポイントを発表した。
※1:BizHintが配信するニュースレター「経営者のためのオリジナルコンテンツ(約30万通)」における決裁者会員の閲覧数ランキング
1位:株式会社ハーツ 山口 裕詮代表取締役のインタビュー記事
「つぼ八」創業者に諭された「ウサギとカメ」の勝敗を分けたもの。
※出典
<注目ポイント>
本記事では山口氏のゴール設定をする力と共に、素直に周囲の声を聞き入れながら、最後まで粘り強く戦った継続力を見ることができる。
2位:ホッピービバレッジ株式会社 石渡 美奈代表取締役社長のインタビュー記事
社長は社員を“褒めない”。V字回復「ホッピー」、キリっとほろ苦い組織づくり
※出典
<注目ポイント>
石渡氏は売上が飛躍した理由を「正直わかりません」と語る。もともとあったプロダクト力を組織力で活かし、凡事徹底なマーケティングをしたことが結果につながっているのだろう。
3位:株式会社ナンガ 横田 智之代表取締役社長のインタビュー記事
5億から50億への勝ち筋。部下への罵声をやめ、社長がやっと気づいた組織づくりの本質
※出典
<注目ポイント>
過去にはトップダウンで多くの離職者が出た株式会社ナンガだが、現在は「社長が居なくても回る」ほど自律的な組織だという。マネジメントやバリューも個性的であり、ナンガらしい経営を体現している。
4〜8位のランキング
4位:“指示”ばかりでは人も組織も育たない。自律型組織に必要なリーダーシップとは
5位:「鳥貴族」を成長させた“逆算経営”。成功を誰よりも信じた社長の信念
6位:全社員が退職した会社が、パリ・サンジェルマンの荷物を一任されるまで。2度目の復活の軌跡。
7位:人は「事実と感情」を分けられない。崩壊寸前の町工場をチームに変えたカンタンな「〇〇」
8位:斜陽産業にあって星野リゾートに選ばれたブランド。未来を変えた3つの決断
まとめ
今回上位にランクインした記事はそれぞれ個性的で、正しさは一つではないということがよく分かる。ただし、どの記事にも共通しているのは「コアとなる行動指針」「ゴール設定」「人」といった点を重視していること。経営者はこういったところをコントロールし、会社を伸ばしていく必要があるのではないだろうか。