新卒入社3年未満の若手社員の“働き方に関する調査” 仕事重視派は24.7%

「識学」を使った経営・組織コンサルティングや従業員向け研修を展開する株式会社識学(本社:東京都品川区、代表取締役社長:安藤広大)は、2023年3月6日(月)~7日(火)「新卒入社3年未満の若手社員の“働き方に関する調査”」を実施した。
調査結果概要

株式会社識学が実施した調査結果によると、20代の新卒入社3年未満の若手社員※に、会社を辞めたい・転職をしたいか聞いたところ、辞めたい・転職したいと考えている新卒・若手社員が58.7%いることがわかった(「転職したいと考えている(すでに転職活動をはじめている)」、「会社を辞めたいと思っている(いつ退職するか明確に決めている)」、「今すぐにではないが辞める・転職することを検討している」)。辞めたい・転職したい理由は「昇給の見込みがないから」が40.9%と最多であった。また、仕事とプライベートどちらを重視しているか聞いたところ、プライベート重視派は75.3%(「どちらかと言えばプライベートを重視している」を含む)と圧倒的に多かったものの、「やりたい仕事であれば休日出勤などしてもよい」20.7%、「やりたい仕事であれば残業してもよい」19.3%と仕事に対して意欲が低いわけではないようであった。
※本調査において、「新規卒業者または卒業後3年以内に入社した新卒の方」と「新卒入社してから3年未満の若手社員」のことを「新卒・若手社員」と定義。
調査背景
今回の調査は、20代の新卒入社3年未満の若手社員の方を対象に、働き方における不安や、仕事への意識、また「もっとこう働いてもいい」という“秘めた本音”を聞くともに、新卒・若手社員を教育する立場の上司に、新卒・若手社員への接し方、“ハラスメント”への配慮など、双方の視点から「新卒入社3年未満の若手社員の“働き方に関する調査”」を行った。
調査概要
調査機関 :株式会社識学
調査対象 :全国の従業員数10名以上の企業に勤める20歳~59歳の男女の会社員
20代の新卒入社3年未満の若手社員/新卒・若手社員を教育する立場にある上司
有効回答数:300サンプル(20代の新卒入社3年未満の若手社員:150名/上司:150名)
調査期間 :2023年3月6日(月)~7日(火)
調査方法 :インターネット調査
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しているため、数字の合計が100%とならない場合がある。
まとめ
若手社員の働き方へのさまざまな意識が明らかとなった本調査。新人教育や人事計画等の参考にしていただきたい。