「今、働きたい会社」ランキング トップ25を発表 リンクトイン・ジャパン

ビジネスに特化した世界最大のプロフェッショナルネットワークであるLinkedIn(本社:東京都千代田区、日本代表:田中若菜、以下「リンクトイン」)は、現在働きたいと思う会社をデータから明らかにする2023年版「今、働きたい会社」ランキングのトップ25社を発表した(調査期間:2022年1月1日から2022年12月31日まで)。
今年の日本の結果

本調査は、米国で2015年から開始しており、日本では4回目となる。リンクトインで活用しているユーザーの「実データ」に基づき、ユーザーが入力したプロフィールのデータを6つの軸に基づいて分析し、「社員をより成長させてくれる魅力的な会社」として順位付けした。
今年の日本のランキングに見られる傾向は下記の通り。
●製薬やヘルスケア企業のランク入りが増加
●日本企業がランキングに定着
●海外のグローバル企業の業種が多様化
ランキングの分析手法について
LinkedInでユーザーから入力したプロフィールのデータを6つのポイント「昇進の可能性」、「スキルの獲得」、「仕事の安定度」、「社外からの魅力」、「社内のつながり」、「社員の多様性」に基づいて分析。情報は匿名化し、個人情報保護に十分配慮して処理している。
企業データについて
対象企業:2022年12月31日の時点で該当国/地域の社員数が500人以上で、過去12カ月間の社員離職率が10%以上でないこと(リンクトインで参照したデータに基づく)。2022年1月からランキング公開日までの期間に社員の10%以上を削減した企業 (公表データに基づく)、あるいはLinkedInデータ上で離職率が10%以上の企業も対象外とした。ランキングは親会社のみを対象とし、子会社の情報は合計スコアに集約。人材派遣会社、非営利団体、教育機関、政府機関および政府所有の事業体を除外した。ランキングの対象となる企業情報は、リンクトインの採用支援ツールであるLinkedIn Talent Insights(2022年12月31日時点の情報)の公開データから得たもの。「社員が身につけている主なスキル」は、LinkedInを利用して当該企業に入社した社員の傾向を示している。同様に、LinkedIn内で多く見られる職位・職種も、LinkedInのプロフィールを測定した結果を示している。LinkedIn、親会社であるマイクロソフト、マイクロソフトの子会社もランキングから除外している。
まとめ
物価上昇や金融不安など、世界経済の見通しは依然として晴れず、ランク入りした企業の中にも、大規模な人員整理を発表した企業が複数あった。新しい機会の可能性を探るために今年のランキング結果をぜひ参考にしていただきたい。