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HRMOS経費がインボイス制度対応の受領・発行機能を7月に提供開始

2023.06.07

経費精算システムのパイオニアであるイージーソフト株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役:山本覇利努、以下 イージーソフト)は、2023年7月21日にクラウド経費精算システム「HRMOS(ハーモス)経費」の適格請求書等保存方式(以下「インボイス制度」)に対応した機能の提供を開始すると発表した。

「HRMOS経費」のインボイス制度対応機能

「HRMOS経費」のインボイス制度対応機能

【適格請求書受領機能(買い手側)】
①適格請求書の確認:OCR機能で領収書・請求書を読み取り、適格請求書発行事業者の登録番号を自動で読み取り、国税庁のサイトと照合する。

②会計ファイル出力:適格請求書が必要な取引か否か、要件を満たした適格請求書を受領しているかに応じて、仕入税額控除対象有無を判別して会計システムに登録するための会計仕訳ファイルを出力できる。また、免税事業者からの仕入れに対して、経過措置期間の控除率を反映した消費税額を会計仕訳ファイルに出力できる。

③データ保存と条件検索:適格請求書の写しの保存義務を満たしたデータを保存し、過去の適格請求書の作成履歴の管理と条件検索ができる。データ保存に関しては、1伝票あたり複数のデータを適格請求書の要件に満たして保存できる。

【適格請求書発行機能(売り手側)】
①適格請求書、適格返還請求書の作成:適格請求書発行事業者の登録番号や税率ごとに区分した消費税額等、適格請求書として必要な事項が記載できる。また、返品発生時の適格返還請求書や、立替金精算書の作成もできる。

②会計仕訳ファイル出力:税率ごとの合計金額に応じた消費税計算、端数が生じた場合の売掛金修正の処理を経て会計仕訳ファイルに出力できる。

③データ保存と条件検索:買い手側と同様に保存と検索ができる。

「HRMOS」シリーズについて

採用から入社後の活躍までの人事業務支援と従業員情報の一元化・可視化により、データに基づく人財活用を実現するサービス。シリーズには、採用管理システム「HRMOS採用」や、従業員データベースを中心に、目標・評価管理、1on1支援、組織診断サーベイなどの機能を提供している人財活用システム「HRMOSタレントマネジメント」がある。その他にも、勤怠管理システム「HRMOS勤怠」や経費精算システム「HRMOS経費」を提供しており、企業の人事は「HRMOS」シリーズの活用により従業員一人一人の多面的なデータを可視化し、人財活用へ生かすことができる。

まとめ

インボイス制度が開始されれば、買い手側も売り手側もそれぞれに対応が必要となる。経理担当者の負担増加を防ぐためにも、制度を正しく理解した上で適切なツールの導入を進めたいものだ。