2023年5月度テレビCM放送回数ランキング発表【SMN株式会社】

SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井宮大輔)のグループ会社である株式会社ゼータ・ブリッジ(本社:東京都品川区、代表取締役:千輝仁)は、2023年5月度の全国地上波25局、BS放送6局にて放送されたテレビCMの放送回数を調査し集計した。
2023年5月度の概要
2023年5月度の商品別ランキングは、1位にニトリの商品CM、2位にウーバージャパン「ウーバーイーツ」、3位に三菱自動車工業「デリカミニ」となった。
今回の商品別ランキングで注目を集めたのは、6位のラクス「楽楽精算」と15位のSansan「Bill One」。経理に関するクラウド型サービスのCMが2つランクインしたのは、直近1年間で初めてのこと。また、ラクス「楽楽精算」は大阪及び福岡の、Sansan「Bill One」は東京及び大阪のエリア別ランキングにもランクインしていた。現在、多くの企業の経理部門がインボイス制度への対応に追われていることから、制度開始による駆け込み需要を狙い、各企業が出稿を増やしたと考えられる。
その他、今回の商品別ランキングの特徴として、興和の商品のCMが多数ランクインしたことが挙げられる。今回ランクインした興和のCMは、体の疲れや痛みに効く商品を紹介している。症状に悩む人が増える時期に出稿を増やすことで、CMがより多くの人の目に留まりそうだ。
2023年5月度 エリア別テレビCM放送回数ランキング

エリア別ランキングには、スマートフォン向けのゲームアプリが多数ランクインした。東京地区3位、名古屋地区8位にランクインしたバンク・オブ・イノベーション「メメントモリ」は、リリース半年を記念したゲーム内イベントを4月から開催している。名古屋地区6位にランクインしたVIC GAME STUDIOS JAPAN「ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate」は、5月25日にリリースされたゲームアプリ。出稿の増加が、5月中の事前登録者数の増加につながったと考えられる。大阪地区では、Cygames「ウマ娘 プリティーダービー」が、先月から順位を上げてランクインした。また、周辺地区でのイベント等を告知するCMのランクインも目立つ。
調査概要
調査期間:2023月5月1日~5月31日
対象:番組宣伝を除いた全国地上波25局、BS放送6局のテレビCM
調査方法:動画認識エンジンを活用したテレビCM自動認識システムにて取得した放送履歴情報を基に調査
まとめ
テレビCMの放送回数ランキングからも、インボイス制度への注目の高さが見受けられる結果となっている。参考にしていただきたい。