三井物産インシュアランス・ホールディングス、新部署「共創デザイン部」を設置
総合リスクマネジメント会社の三井物産インシュアランス・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:福田英之)は、保険業界のDX推進とオープンイノベーション創出を目的とした新部署「共創デザイン部」を設置したことを発表した。他社との協業や新たなビジネスモデルの探究により、リスクマネジメントソリューションの質と範囲を向上させることを目指す。
課題解決と業界の発展を目指して
めまぐるしい環境変化の中にある保険業界では、絶えずさまざまな課題が生まれ山積している。保険手配に留まらないリスクマネジメントやそのためのソリューション開発の重要性を認識している同社は、他社との協業などを通じてこれらの課題解決に取り組み、業界の更なる発展を目指すために「共創デザイン部」を設置。下記を目標に取り組んでいくとした。
■保険代理店のデータ利活用、マーケティング、営業活動、バックオフィス業務のベストプラクティスを追求し、それらを業界で共有
■保険会社、保険代理店を巻き込んだデータ利活用のフレームワークやそこからの新規事業の創出
■業界及びInsurTech企業との協業及び支援
会社概要
グループにて長年にわたり培ってきた知見・ノウハウを活かし、事業を展開。多様化するニーズに応えるべく、枠を超えたリスクマネジメントのソリューションを提供している。
社名:三井物産インシュアランス・ホールディングス株式会社
英文社名:Mitsui & Co. Insurance Holdings Ltd.
設立:2021年7月1日(同年10月1日稼働開始)
代表:代表取締役社長 福田英之
本店所在地:東京都千代田区丸の内三丁目4番1号 新国際ビル2階
資本金:1億円
まとめ
規制緩和による他業種からの参入や少子高齢化によりマーケットの縮小や競争の激化が進む同業界。それに伴う顧客ニーズの多様化など、絶えず環境変化が起こりさまざまな課題を抱える中、レガシーシステムから脱却し、AIやビッグデータを活用した競争力の強化が求められている。新部署を設置し、他社との連携や新たなビジネスモデルの探求により、リスクマネジメントソリューションの質と範囲の向上を目指すとしている同社の今後の取り組みに注目したい。