「健康支援サービス産業保健」中堅・中小企業の産業保健業務負荷軽減と従業員の健康増進をサポート
株式会社日立システムズ(本社:東京都品川区、代表取締役 取締役社長:柴原節男、以下、日立システムズ)は、「健康支援サービス(MIRAMED)産業保健」の提供を開始した。
概要
「健康支援サービス(MIRAMED)*1」は、主に特定保健指導対象者の健康意識を向上し、行動変容を図るサービスとして、日立システムズが2021年11月から健康保険組合または特定保健指導実施機関などに向けて提供している。本年9月からは日立健康保険組合(理事長:田中 憲一、東京都千代田区)のメタボリックシンドローム重症化予防を目的としたプログラムにも活用されている。
この機能を基に、この度日立システムズは、中堅・中小企業における産業保健業務のDX実現を目的とした「健康支援サービス(MIRAMED)産業保健」を月額70000円から提供を開始する。本サービスを導入することで、企業に求められる従業員の健康管理などの法的な要件の実現をサポートするとともに、特に人事・総務担当者の業務負荷を軽減する。
さらに、本サービスに従業員の労務情報を連携することで、長時間労働等の対象者を自動選定し、漏れなく産業医との面談・個人指導を実施でき、結果もスピーディーに把握できる。
*1 「健康支援サービス(MIRAMED)」は、疾病の診断、治療、予防を目的としていない。健康支援サービス(MIRAMED)は、東京大学センター・オブ・イノベーション「自分で守る健康社会拠点」(東京大学COI)が開発した行動変容促進システム(MIRAMED®)を活用した生活習慣改善アプリケーション。
健康経営優良法人の取得の支援による企業価値の向上
本サービスは複数の健康経営優良法人の認定要件を達成できる設計になっている。本サービスを活用し、従業員の健康意識の醸成や健康行動の支援を行うことで、健康経営優良法人の認定を支援し、企業価値の向上を支援する。
今後の展望
今後、同社は特殊健診項目に対応する機能の拡充をし、より幅広い業種・業態で働く人の健康維持・増進を支援するとしている。また、健診就業措置・長時間労働就業措置・ストレスチェックの3つをワンパッケージで提供するサービスの開発を進め、従業員の心と身体の総合的な健康管理・健康増進を促進し、企業における健康経営の推進を支援する。
まとめ
健康経営に取り組むことは、従業員の健康を守るだけでなく、従業員エンゲージメントの向上や採用力の強化にもつながる。自社でどのように取り組んでいくか、同社サービスも参考に改めて検討してみてはいかがだろうか。