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第一志望企業に入社予定でも5割以上が内定ブルーを経験|解消のために期待すること1位は「懇親会やイベントの実施」

2023.12.14

新卒大学生向けの就活情報サイト「就活の教科書」を運営する、株式会社Synergy Career(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岡本恵典)は、公式LINEの登録者を対象に、新卒の働いた感想に関するアンケート調査を実施した。24卒が新社会人になるまで残り4カ月を切った今、残りわずかな学生生活を送るなかで、入社する企業に対してどのようなことを思い、行動しているのかを調査したもの。

第一志望の企業に入社予定の人でも58.6%が内定ブルーを経験

第一志望の企業に入社予定の人でも58.6%が内定ブルーを経験

同社の調査によって、内定ブルーを経験したことがある人の割合は65%だと判明。そのうち、11月時点でも未だに内定ブルーの状態の人は43.5%となっている。

また、第一志望の企業に就職する人で内定ブルーを経験した割合は58.6%、第一志望ではない人の割合は75.5%という結果になった。

内定ブルーで就活を再開した学生は22.7%

内定ブルーで就活を再開した学生は22.7%

同社は「内定ブルー後に就活を再開した」とする人が22.7%であると報告。就活を再開した学生のうち「最初に内定した会社に入社を決めた」割合は61.1%「就活を再開してから内定をもらった会社に入社予定」の割合は38.8%となっている。

内定ブルーを解消するために会社に期待すること

内定ブルーを解消するために会社に期待すること

内定ブルーを解消するために学生が会社に何を期待しているかについても調査が行われ、その結果「懇親会やイベントの実施」(41.3%)「自分が評価された点を教える」(39.7%)「先輩社員との対話の機会を設ける」(32.2%)が上位に並んだ。

内定ブルーの状態として多くみられるのは「会社で活躍できるか不安」

内定ブルーの状態として多くみられるのは「会社で活躍できるか不安」

内定ブルー経験者はその状態について「会社で活躍できるか不安(42.1%)」「職場になじめるか不安(33.9%)」などを挙げた。中小企業に就職予定の人の割合だけ見ると「職場になじめるか不安」の方が多い傾向にあることも判明している。

内定ブルーになったきっかけ「評判サイトで会社の悪い評判を見たから」

内定ブルーになったきっかけ「評判サイトで会社の悪い評判を見たから」

内定ブルーになった要因として内定ブルー経験者は「評判サイトで会社の悪い評判を見たから(24%)」「第一志望に受からなかったから(16.5%)」などを挙げている。また、「友達と話していて」や「周りの就活生の方が良い企業に就活するから」など、友達や同期に影響される要因が多く見られた。

内定ブルー調査概要

調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
調査期間:2023年11月21日~ 2023年12月5日
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:120

まとめ

内定後に多くの学生が「内定ブルー」を経験していることが明らかになった。一方で、内定ブルーを経験しても約6割はそのまま入社を決めている。大切なのは内定後から入社前にどのようなフォローを実施していくかではないだろうか。オフィスのミカタでは新卒採用の内定〜入社までの間に、人事担当者が準備すべきことやできることをまとめて紹介している。併せて参考にしていただきたい。

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