採用にTikTokは効果的?動画きっかけでエントリーした割合は約4割に Utakata調査

ショート動画SNSの運用やインフルエンサーキャスティングを行う株式会社Utakataは、就活生のTikTokユーザーの男女95名を対象に「就活生がTikTokで企業に興味を持つか」に関する調査を実施した。調査結果の概要をお伝えする。
調査概要
調査期間:2024年4月15日〜2024年4月29日
調査方法:インターネット調査
回答者数:95名
出典元:株式会社Utakata
就活生TikTokユーザーと企業動画

本調査では、TikTokで企業の動画を見た経験について79.0%が「ある」と回答している。さらに「TikTokの動画がきっかけで企業に興味を持ったことがありますか?」との質問には「ある」が48.3%と約半数に及んだ。
続いて、動画きっかけで企業に興味を持った理由について調査した結果「実際に働いている人の雰囲気を知ることができたから(26票)」「企業の事業内容を知ることができたから(19票)」「働き方のイメージを知ることができたから(11票)」「動画が面白かったから(11票)」「給与や待遇などの採用情報を知ることができたから(9票)」が上位に並んだと報告された。
また「企業に興味を持ったあと実際にエントリーをしたことがありますか?」との質問では「ある」が41.3%との結果になっている。
まとめ
本調査結果から、就活生TikTokユーザーの約半数が動画をきっかけに企業に興味を抱いた経験があることがわかった。実際にエントリーしたという人も4割を超えており、就活生に向けたアプローチとしてTikTok活用の有用性がうかがえた。
きっかけを持った理由のトップには「実際に働いている人の雰囲気を知ることができた」が挙げられており、3位には「働き方のイメージを知ることができた」もランクイン。動画を通じてリアルを伝えることが重要と考えられる。さらに、同票3位は「動画が面白かったから」となっていることから、一定のクオリティも必要だと推察される。
採用活動における動画コンテンツの活用が思うように成果につながっていない場合、就活生が求める情報を発信できていない可能性もあるだろう。改めてコンテンツの見直しや今後の活用方法について検討するきっかけとしていただきたい。