【転職と年齢に関するアンケート】40歳を超えると転職に不利? NEXER

株式会社NEXERは、運営する「キャリアバイブル」において、転職活動の経験がある全国の男女412人を対象に「転職と年齢」についてアンケートを実施。転職市場の実態を明らかにした。
調査概要
「転職と年齢に関するアンケート」
調査手法:インターネットでのアンケート
調査対象者:転職活動の経験がある全国の男女
有効回答:412サンプル
調査日:2025年6月16日 ~ 2025年6月23日
出典元:【転職が不利になる年齢とは…?】転職活動経験者の半数以上が「40歳を超えると不利になると感じる」(キャリアバイブル/株式会社NEXER)
転職に不利になりそうと考える年齢「40歳」が半数以上

本調査ではまずはじめに、何歳くらいを境に転職が不利になりそうと考えるか質問。その結果、半数以上が「40歳を超えると不利になると感じる」と回答したことが明らかになった。その理由としては「40未満とする求人を何度か見かけたから」「若い人の方が教えやすい・欲しいだろうから」などの声が寄せられたという。
また、57.5%と6割近くは、年齢を理由に転職活動が不安になったことが「ある」と回答したことも判明。特に「年齢が高いため、求人が少ないのではないか(77.2%)」「若い応募者に比べて不利になるのではないか(51.9%)」といった不安を抱える人が多いようだ。そのほか、ポジションやスキルへの不安を感じる人もみられたという。
一方で、転職市場において、年齢を重ねることで感じたメリットはあるか尋ねる項目では「経験が豊富で、即戦力として求められる(44.3%)」「以前の職場での経験が新たな仕事で活かせる(39.2%)」といった声も挙げられたという。
まとめ
年齢の上昇とともに、転職の難しさを感じる人は少なくない。その大きな理由として、そもそもの求人数の少なさや、若手世代との比較が挙げられている。一方で、年齢を重ねたからこそ得られる「経験」や「スキル」をメリットとして捉える人も多い。
企業側が年齢にこだわらない採用活動を行うことで、豊富な経験・スキルを持った優秀な人材の獲得につながる可能性が示唆されたとも言えるだろう。ミスマッチを防ぐ工夫も凝らしながら、採用対象者の年齢を広げることも検討してみてはいかがだろうか。