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コロナ禍で働き方の多様化が加速【令和4年ビジネスマンの実態意識調査】

2022.05.20

企業の最新情報や、ユーザーへのインタビューなどを通して、トレンドを追跡するプロジェクト『トレンドラボラトリー』(株式会社ルーティングシステムズ内)は、 コロナ禍で働き方の多様化が進む中、働く人々の意識はどのように変化しているのか?について、4月下旬~5月上旬にかけて、都内(新宿・品川・新橋・大手町・日本橋)で働く会社員(250名、20代~50代)を対象に街頭調査を実施した。

「転職」が普通の時代に!終身雇用の崩壊の始まり。

Q: 一つの会社で、ずっと働いていますか?(働きたいと思いますか?)
A: 90%以上の人が一つの企業で働いていない(働きたいと思っていない)であった。

昭和の日本と言えば、終身雇用が当たり前であった。平成に入っても根強くその文化は残っていたと言えるかもしれない。しかし、令和の時代、いよいよ、日本の終身雇用は、「崩壊を遂げた」と言っても過言ではない。また、終身雇用の文化は、日本特有であったと言える。

昔から、アメリカやヨーロッパ諸国では、「転職」が当たり前であり、転職者こそが「優秀(有能)なビジネスマン」と言われている。なぜ、転職者が優秀(有能)なビジネスマンなのかというと、一つの会社では、給料が上がりづらい現実がある。優秀(有能)なビジネスマンこそ、給料を上げるため、そして、より良いステージで働くために転職を行う道を選択していると言える。

令和の日本も、いよいよ、アメリカやヨーロッパ諸国と同じサイクルに入りだしたと言えるかもしれない。

コロナ禍で、体調を崩すビジネスマンが増加

Q: 体調を崩している社員は、増えましたか?
A: およそ80%の人が増えたと回答。

コロナ禍で、体調を崩しているビジネスマンが増えていることが伺える結果であった。なぜ、体調を崩している人が増えているのか?を聞いてみたところ、いくつかの要因が見受けられた。その中でも、体調を崩す原因の元となっていることは、「変化」であった。つまり、令和の時代に入り、「変化」していっていること自体が、体調を崩す要因となっているのだ。

コロナ禍で仕事の量やスピードが2倍へ

Q: コロナ前と比べて、仕事の量は増えましたか?スピードは上がりましたか?
A: およそ90%の人が増えたと回答。

コロナ前と、コロナ禍の今では、仕事の量もスピードも増加していることを示す結果であった。

まとめ

働き方の多様化が進み、働く人々の意識や環境にも様々な変化が起こっている。変化に対応しようとする従業員をいかにフォロー・サポートしていくかが、企業の課題と言えるだろう。