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8000社対象の「従業員エンゲージメントの変化と要因」調査結果

2023.03.22

株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央)の研究機関であるモチベーションエンジニアリング研究所は、「8000社のデータから読み解く従業員エンゲージメントの変化と要因」に関する調査を行った。

調査概要

調査期間:2015年1月から2021年12月
調査機関(調査主体):株式会社リンクアンドモチベーション モチベーションエンジニアリング研究所
調査対象:株式会社リンクアンドモチベーションが提供するエンプロイーエンゲージメントサーベイを実施した企業
有効回答数(サンプル数):累計8073社(ユニーク社数:2325社)
調査方法(集計方法、算出方法):年ごとのエンゲージメントスコアや各項目の満足度を集計。また、2015年から2021年にかけての項目別の満足度の変化率を算出し、従業員エンゲージメントの経年変化について分析を行った。

研究結果の詳細

調査結果概要

今回の調査では、エンプロイーエンゲージメントサーベイのデータをもとに、2015年以降の従業員エンゲージメントの変化について考察した。調査結果から、日本企業の従業員エンゲージメントは「働きやすさ」の向上によって高まっているが、「働きがい」は十分に高まっていないことが明らかになった。

コロナ禍によるリモートワーク拡大の影響もあり、働き方改革の成果は一定出ているものの、今後はさらに「働きがい」を高めることが必要であると考えられる。また、「働きがい」の向上に向けては、従業員への理念の浸透や人材の交流促進が重要であることもエンゲージメントサーベイの結果から明らかになった。

リンクアンドモチベーショングループの概要

代表取締役会長:小笹芳央
資本金:13億8061万円
証券コード:2170(東証プライム)
本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
創業:2000年4月
事業内容:
組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)
個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)

まとめ

現在、転職市場の活性化や副業兼業の解禁などが影響し、所属企業に対する従業員エンゲージメントが低下しやすい時代となっている。だからこそ、改めて従業員に対して企業の目指す方向性や魅力を伝え、どれだけ従業員の時間的・意識的なコミットメントや貢献を引き出すことができるかが、企業価値向上には重要になってくるのではないだろうか。