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【2023年版 働く女性のお金の意識に関する調査】冬のボーナス支給額平均37.7万円

2023.12.12

auじぶん銀行株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石月貴史)は、全国の働く女性500名を対象に「お金の意識とボーナス・投資」に関する調査を実施した。

働く女性のお金への意識と実態

2023年も残りわずかとなり、冬のボーナスシーズンに入ったことから、同社は働く女性の冬のボーナス額や使いみち、年収への満足度のほか、今年の振り返り、来年の目標などと合わせて、お金に対する意識・実態を深掘りした。また一部の結果については、昨年の同様の調査と比較し、2022年と2023年でどのような変化があったのかを探った。

2023年 冬のボーナス

2023年 冬のボーナス

今年の冬のボーナスについて約半数は変化がないことが明らかに。平均金額は37万7192円となった。

ボーナスは「貯蓄(56.4%)」派が昨年より約10%減少する一方で「消費(25.1%)」派と「投資(13.9%)」派が増加した。「消費」する際の具体的な使いみちは1位「旅行」2位「趣味」3位「外食」となっている。

また、約7割が自身の年収に不満を抱いていることも明らかに。満足度が最も高いのは20代(40.8%)で、低いのは40代(72.8%)となった。

2023年の振り返りと2024年の目標

2023年の振り返りと2024年の目標

昨年、働く女性が2023年に頑張りたいこととしては1位「貯蓄」2位「運動・トレーニング」3位「美容」となっていた。2023年に実際に頑張ったとしたことは1位「仕事(37.6%)」2位「貯蓄(19.0%)」3位「美容(18.0%)」と、頑張りたいこととして挙げていたことが上位にあがる結果となっていた。

また2024年の目標については、2023年と同様に「貯蓄(38.6%)」「運動・トレーニング(31.0%)」「美容(29.8%)」が上位に。仕事よりも自分を整える運動や美容に注力したい傾向が本データからは伺えた。

お金への意識

お金への意識

8割以上が円安・物価の高騰に影響を受けていると回答しており、以前よりお金がかかるものは「食品・飲料(77.0%)」「日用品(50.2%)」が上位に並んだ。

円安・物価の高騰を受けて実施している対策の上位は「節約(60.8%)」「貯蓄(44.8%)」で、今後始めたいことの1位は「投資(20.9%)」となっている。既に実施している投資1位には「つみたてNISA(53.2%)」がランクインし、30代の実施率(61.5%)が最多となった。

調査概要(①2023年、②2022年)

調査テーマ:
①2023年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査
②2022年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査
調査方法:ウェブアンケート調査
調査対象者:全国の20代~50代の働く女性500名
調査実施日:
①2023年10月30(月)~2023年10月31日(火)
②2022年11月9(水)~2022年11月10日(木)
調査主体:auじぶん銀行株式会社

※本調査における「貯蓄」「投資」は以下のように定義し調査。
「貯蓄」…お金を蓄えること。普通預金や定期預金など、元本保証のある預貯金のこと
「投資」…現金・預金以外の元本が確保されていない資産を将来有望な投資先に長期的に投じ、資産を増やしていくこと

まとめ

調査の結果、ボーナスの使いみちは約6割が「貯蓄」派で、昨年同様「消費」派より多い結果となった。また、約8割の女性が円安や物価高騰の影響を感じており、その対策として今後始めたいことの1位は「投資」となっている。2024年からは新NISAが始まることもあり、投資への関心は今後さらに集まっていくのではないだろうか。金融庁でも特設サイトで新しいNISAについて解説している。参考にしていただきたい。

参考:金融庁 NISA特設ウェブサイト