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女性が転職で叶えたいこと「年収を上げたい」が5割超 キャリアデザインセンター調査

2025.01.20

株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区、代表取締役社長兼会長:多田弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は働く女性759名を対象に「転職活動」についてアンケートを実施した。

調査概要

アンケート実施期間:2024年11月25日~12月17日
有効回答数:759名
調査方法:女の転職type会員およびFastask女性モニターによるWeb調査
出典元:教えて!転職活動の本音(株式会社キャリアデザインセンター)

転職活動で叶えたいことは?魅力を感じる制度や条件

転職活動で叶えたいことは?魅力を感じる制度や条件

本調査ではまずはじめに、転職で叶えたいことについて質問。その結果「年収を上げたい(54.5%)」「仕事内容を変えたい(35.8%)」「スキルアップしたい(31.1%)」が上位に挙げられたという。

また、企業を選ぶ際に魅力的に感じる制度や条件については「リモートワーク制度(51.1%)」「有給取得率の高さ(37.8%)」「フレックスタイム制度(36.4%)」が多く選ばれている。

さらに本調査では、厳しくても成長できる会社で働きたいかどうかを質問しており「働きたい」と考えている割合が最も多いのは20代で、約7割を占めることが判明した。同社によると「働きたい派」の割合は年代が上になるほど少なくなるという。

続いて「年収が大きく下がっても週休3日がいいか」との質問には、20代・30代は「思う派」が過半数を超える一方で、40代は「思わない派」が63.5%となり、20代とほぼ逆転する数字となったことがわかった。

次に本調査ではリモートワークへの考えを探っている。「フォローが手厚くなくてもリモートワークがしたいか」との質問に、20代・30代はそれぞれ「したい派」が73.2%、61.4%と多数派であった一方で、40代は「したい派」が47.2%と過半数を割り「あまりそう思わない(38.2%)」が最も多い結果となったことが報告された。

まとめ

本調査では転職に際して「年収を上げたい」と考える人が多いことが判明した。一方で魅力を感じる制度や条件としては、働きやすさを重視する様子がうかがえる。特に若い世代では、多少条件が悪くなっても働きやすい制度や環境の有無に重きを置くようだ。

採用活動において年収や仕事内容を明確に伝えることはもちろんだが、それ以上に自社がいかに働きやすいかをPRすることも、人材獲得の成否に大きく関わってくると考えられる。転職志望者に対してどんな情報をどのように伝えていくか、改めて考える機会としていただきたい。