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就活の際『年齢の壁』を感じるか? 年齢高くて不利益「感じた」74.3%

2023.08.25

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『年齢と仕事』をテーマに主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行った。(有効回答数:649件)

就職活動をしていて年齢が「高くて不利益を感じたことがある」74.3%

就職活動をしていて年齢が「高くて不利益を感じたことがある」74.3%

主婦層を中心とする就労志向の女性に「あなたはこれまでに、就職活動をしていて年齢で不利益を感じたことはありますか」と尋ねたところ「年齢が高くて不利益を感じたことがある」または「年齢が高くても低くても不利益を感じたことがある」と回答した人が合わせて74.3%となった。一方「年齢で不利益を感じたことはない」と回答した人は12.9%に留まり、大半の人が“年齢の壁”とも言える不利益を感じた経験があることがわかった。

引退するとしたら理想の年齢は「65歳以上」72.4%

引退するとしたら理想の年齢は「65歳以上」72.4%

続いて「もしあなたが仕事から引退するとしたら、何歳くらいが理想ですか」と尋ねると、65歳以上と回答した人が7割を超えた。70歳以上と回答した人も3割を超えている。理想の引退年齢の平均は65.7歳であったが、「年齢が高くて不利益を感じたことがある」と回答した人に絞ると66.3歳とさらに高くなった。

調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:649名 ※女性のみ
調査実施日:2023年7月11日(火)~2023年7月18日(火)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

しゅふJOB総研について

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信している。

まとめ

年齢は同じでも、人が備える能力は人それぞれ異なるもの。しかし、ビジネスシーンにおいて、年齢で一括りにして一定のイメージとひもづけているように感じられるケースも。高齢になっても働きたいと考える人の事情はそれぞれである。採用時には、原則として年齢を不問とすることが法律で定められている。年齢にとらわれず働き続けたいと考える人が、不利益を感じることなく望ましい仕事を選択できる労働市場の形成が必要だろう。