「ミドル世代の転職者」7年で2.5倍、50代は5.79倍に エン調査
エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)は、転職サイト『ミドルの転職』を通じて転職した35歳~59歳の転職者を対象に、2018年から2025年までの転職者数と転職前後の賃金変動を分析した。
調査概要
調査対象:『ミドルの転職』を利用し転職した、35歳~59歳の方
調査期間:2018年1月1日~2025年12月31日
出典元:ミドル世代の転職、7年で2.5倍に増加。 50代は7年で5.79倍に。転職で年収が10万円以上増加した方は48%。40代は半数を上回る。(エン株式会社)
ミドル世代の転職者数、7年で約2.5倍に
同社の報告によると、2025年のミドル世代の転職者数は、2018年と比べて約2.5倍に増加。なかでも50代の転職者数は、7年間で5.79倍だった。
今回の分析は『ミドルの転職』を利用して転職した35歳~59歳を対象としたもので、2018年から2025年までの転職者数を比較すると、50代の増加幅が特に大きいという。さらに同社は、転職前後の年収を比較。転職後に年収が増加した人は全体の48%だった。年代別では40代が53%、50代が42%で、40代では半数を上回っている。
同社はこうした調査結果の一方で「ミドル世代であれば、一様に転職機会が広がっているわけではない」としている。これまでの経験はもちろん、AIをはじめとする新しい技術や考え方を取り入れながら、経験や能力をアップデートし続けられるかが重要になるとの見方を示した。
まとめ
ミドル世代の転職市場が「年齢が上がるほど転職が難しい」というイメージから変わりつつある状況がうかがえる、本調査。転職者数は2018年から2025年にかけて全体で約2.5倍、50代では5.79倍に増加。転職後の年収も、全体の48%、40代では53%が増加している。
企業としては、年齢を採用判断の一要素として固定的に捉えるのではなく、ミドル人材が持つ経験や能力を自社の業務・課題にどう生かせるかという観点から人材を評価することが重要になっているといえるだろう。
人手不足の中で、採用計画や基準を見直す柔軟性が、ますます重要になってきている。








